鍛えるシェフの筋肉レシピ:白身魚とたっぷりきのこのグリル焼き
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は〈炭手前 鷽〉店主・小峰太一さんに教えてもらった「白身魚とたっぷりきのこのグリル焼き」。
photos: Chihiro Oshima text: Noriko Ozawa nutrition supervision: Reiko Kawamura
初出『Tarzan』No.857・2023年5月25日発売
小峰太一さん
教えてくれた人
〈炭手前 鷽〉店主。日本料理店〈淡悦〉で修業中に出会った仲間3人で、2016年東神田に〈あそび割烹 さん葉か〉を開業。18年に姉妹店の現店開店。炭火割烹のおまかせコースが楽しめる。
3年ほど前から筋トレを再開。日々の生活でもカラダを動かすことを意識している〈炭手前 鷽〉の小峰太一さんに、“ヘルシーお魚タンパク和レシピ”を教わった。
「最初にタラに塩を振ること。身も締まります。もう一つの主役、きのこはたっぷりと使い、レモンとハーブ塩のみで焼いてシンプルに味わってみてください」
白身魚とたっぷりきのこのグリル焼き
材料(1人分)
- タラ切り身…約160g
- シイタケ…4個
- エノキタケ…1/2袋(100g)
- カットブナシメジ…1パック(80g)
- 料理酒…大さじ1+小さじ1
- レモン輪切り…4切れ
- 塩…少々
- ハーブ塩…少々
作り方
- バットに軽く塩を振りタラを乗せ、さらに上からも塩を振り、10分ほど置いて余分な水分と臭みを抜く。ペーパーでタラの表面を拭き、一口サイズに切る。
- シイタケとエノキタケはそれぞれ石突きを取り、半分くらいに切る。ブナシメジと合わせる。
- 耐熱皿に2、1の順に乗せる。上から酒を振り、レモンを乗せ、ハーブ塩を振る。
- オーブントースターか魚焼きグリルに3を入れる。中火程度の熱で様子を見ながら20分ほど焼けば完成(アルミホイルをかぶせて焼いても。時短&蒸し焼き風になる)。
ポイント
栄養ポイントはココ!
タラはほぼ脂肪を含まない高タンパク食材。きのこは種類によりビタミンB群のいずれかが豊富で、今回のようにMIXが○。また、きのこは腸内で発酵しやすい食物繊維が含まれるので、たっぷり使うのが腸活的にも吉。 by 管理栄養士・河村玲子さん