手すりつきベンチで腕・肩を鍛える3種目｜公園ギアの活用アイデア
家トレやジムトレに飽きたら普段とは違う刺激を入れられる公園トレがおすすめ。公園トレを楽しむには、いかに健康器具を使いこなすかが鍵となる。そこで、公園トレの頂点ともいえるストリートワークアウトで実績を誇る福田祐大さんに「手すりつきベンチ」を活用した鍛え方を教えてもらった。
取材・文／山梨幸輝 スタイリスト／高島聖子 ヘア&メイク／天野誠吾 監修／福田祐大（ストリートワークアウト東京） 編集／門上奈央 撮影協力／五反野コミュニティ公園
初出『Tarzan』No.852・2023年3月9日発売
福田祐大さん
教えてくれた人
ふくだ・ゆうた／1985年、島根県生まれ。ストリートワークアウト選手。2017年に行われたストリートワークアウトの日本大会で準優勝。現在は飯田橋の〈アセント・トランポリン・ジム〉のチーフとしても活動する。
今回使うのは手すり付きベンチ
手すり付きのベンチは活用方法によって立派なトレーニング器具に。今回は肩幅程度の間隔で手すりが付いたベンチを使って、上腕を鍛えられるエクササイズを紹介。
【初級】ジャンプタックプランシェ（肩・腕）
肘を曲げないのがポイント
①手すりを両手で摑む。②両腕に体重をかけながらジャンプし、その勢いでお尻を浮かせる。前傾姿勢になるくらいまでカラダを持ち上げるのが目安。①～②を5回程度繰り返す。逆立ちの感覚を摑むのにも有効な運動だ。
【中級】ワンレッグLシット（腕・体幹）
①手すりを両手で摑み、膝を曲げた状態でカラダを浮かせる。②上体を起こし、カラダがLの字になるようなイメージで片脚を伸ばす。③ ①～②を逆側の脚でも1回行う。腕や背中が曲がらないよう意識するのがポイント。
【上級】ジャンプストラドルプランシェ（肩・腕）
高く跳び体幹に力を入れて！
①手すりを両手で摑む。②両腕に体重をかけながらジャンプ。③ ②の勢いでお尻を浮かせ、両脚を開く。①～③を5回程度繰り返す。ジャンプタックプランシェよりも重心と両脚の間に距離ができる分、より体幹を強化できる。
