鍛えるシェフの筋肉レシピ:クーブイリチー
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は〈中む食堂〉代表・中村圭志さんに教えてもらった「クーブイリチー」。
photos: Chihiro Oshima text: Noriko Ozawa nutrition supervision: Reiko Kawamura
初出『Tarzan』No.851・2023年2月22日発売
中村圭志さん
教えてくれた人
〈中む食堂〉代表。プロボクサー、総合格闘家として活躍後、好きで腕を磨いていた料理の道へ。2010年に東京・狛江で沖縄料理店開店、15年に千歳船橋に移転し現店をオープン。
筋肉のみで体重5kg増のバルクアップをめざして週3で筋トレを行う、沖縄料理店〈中む食堂〉の中村圭志さん。
切り昆布を炒め煮にしたクーブイリチーは沖縄家庭料理。
「昆布の旨みとミネラルがたっぷり摂れます。ボリュームもあるので、お腹を満たしてくれるはず」
クーブイリチー
材料(1人分)
- 生食用切り昆布(洗って水気を切る)…100g
- 鶏胸肉(皮なし・1cm幅程度に切る)…50g
- ポークランチョンミート…(缶詰薄塩味・短冊切り)…20g
- 玉ネギ(薄切り)…1/5個
- ニンジン(短冊切り)…2cm
- シメジ(ほぐす)…1/5パック
- かまぼこ(細切り)…1/5本
- 油揚げ(細切り)…1/2枚
- ツナ缶(水煮・汁は切る)…大さじ1
- だし汁(食塩無添加鰹だしの素を湯で溶かす)…180mL
- 麺つゆ(3倍濃縮)…大さじ2
- 本みりん…小さじ1
- 塩・コショウ…各適量
- 白ゴマ…少々
- サラダ油…少々
作り方
- フライパンに油をひいて中火にかけ、ランチョンミート、鶏肉を入れて軽く炒める(鶏肉のみ塩コショウを振る)。
- 1.に玉ネギ、ニンジン、シメジ、かまぼこ、油揚げ、塩ひとつまみを入れて炒める。油が回ったら、切り昆布、ツナを入れて炒め合わせる。
- だし汁、麺つゆ、みりんを入れて混ぜ合わせ、蓋をして汁気が飛ぶまで炒め煮にする。
- 器に盛り、ゴマを振る。
ポイント
栄養ポイントはココ!
食物繊維豊富で、カルシウム、カリウムなどミネラルの宝庫である昆布をメインに、鶏胸肉、かまぼこ、ツナなどいろいろなタンパク質食品も一度に摂れるのが○。食べすぎた翌日のリカバリー食にもオススメできます。 by 管理栄養士・河村玲子さん