三日坊主を卒業!ジム通いを長続きさせるための4つのコツ
いざやる気満々でジムに入会したものの、続かなければ何の意味もない。とはいえ、忙しい毎日。なかなか続かないのは多くの人に共通する悩みだろう。そこで、今回はジム通いを長続きさせるためにできるちょっとしたコツをご紹介。続けられる環境作りで、今度こそ、三日坊主を卒業!
取材・文/神津文人 編集/堀越和幸 イラストレーション/泰間敬視 監修/白戸拓也
初出『Tarzan』No.848・2023年1月4日発売
目次
① 複数店舗のあるジムを狙うと、都合や状況に応じてそのエリアで通える
総合ジム、24時間ジム、コンビニジムは、入会した店舗だけでなく他店舗も利用できるコースを用意していることが多い。これを上手く利用すれば、平日はオフィス近くのジム、休日は自宅近くのジムでトレーニングをして、出張中はそのエリアのジムを使うといったことが可能になる。
ジムまでの道のりの遠さは、足を運ばなくなってしまう理由の一つになる。反対に常に自分のいる場所の近くにジムがあるという状況は、継続をサポートしてくれるはずだ。
② 痩せる、鍛えるという目的がすぐに叶わなくとも、上達する喜びを知る
ダイエットやボディメイクを目的とした場合、最初の数か月はなかなか結果が出ない、停滞期を迎えるといったことが起こる。そんな時のモチベーション低下が心配だという人は、筋トレと並行して、スタジオトレーニングや、プールでのフィットネスにも取り組もう。
体重や体脂肪率に変化がない時期でも、たとえばダンススキルやヨガのポーズ、泳ぎの上達、柔軟性の向上、体幹の安定といった結果があれば、“停滞”とは思わないはず。上達の喜びは、やる気に繫がるのだ。
③ ジムで仲間を作るのも励みになる。積極的に挨拶をしよう
ジム仲間の頑張りは「自分もやらなければ!」という気持ちを起こさせてくれるし、自分より高齢の人がトレーニングに打ち込んでいる姿を見れば「年齢を言い訳にできない」と思うもの。お互いに誘い合えば、サボれなくもなる。ジム仲間はあなたのフィットネスライフを豊かにしてくれるだろう。
仲間を作りやすいのはグループエクササイズ。総合ジムのスタジオプログラムと、ブティックジムがおすすめ。一人でコツコツ継続できるか心配だという人は、ぜひ利用してほしい。
④ 通いやすい環境を整えることが大切。前日のうちに荷物を整えるとか
“面倒だな”という気持ちは、ジムの継続を妨げる絶対に負けてはならない相手。アスリートがよく言うように、勝負に勝つには入念な準備が不可欠だ。
ジムは通いやすい場所をチョイスするのが大前提。加えて予約制のブティックジムやパーソナルジムを選べば、“約束”があなたのカラダをジムへと運んでくれる可能性が高くなる。
お気に入りのウェアやシューズを揃えること、家族や友人に宣言すること、トレーニングの記録をSNSにアップすることも継続を助けてくれるはず。