鍛えるシェフの筋肉レシピ:茹で豚 ピリ辛味噌ダレ卵黄付き
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は〈酒場食堂とんてき〉の大場恵さんに教えてもらった「茹で豚 ピリ辛味噌ダレ卵黄付き」。
photos: Chihiro Oshima text: Noriko Ozawa nutrition supervision: Reiko Kawamura
初出『Tarzan』No.845・2022年11月2日発売
大場恵さん
教えてくれた人
10代でサッカー選手を目指しクラブチーム入団。20代後半でフットサルに出合い、数チームで活躍。引退後、飲食の道へ。2018年、地元岐阜の料理を取り入れた〈酒場食堂とんてき〉開店。
サッカーやフットサルの選手だった、〈酒場食堂とんてき〉の大場恵さん。今回のトレメシは、岐阜県民なじみの赤味噌アレンジ。
「故郷・岐阜は“赤味噌文化圏”。発酵食品でカラダにもいいですし、料理に使うとコクが出るのでいろんな使い方を知ってほしいです」
低脂肪高タンパクな豚ヒレ肉をよりさっぱり味わえる茹で豚には、豆板醬やラー油なども混ぜたちょいピリ辛の赤味噌ダレがマッチ。
「卵黄も一緒につけて。運動後のエネルギー補給にぜひ!」 
茹で豚 ピリ辛味噌ダレ卵黄付き
材料(2人分)
- 豚ヒレ肉(塊)…250g
- 長ネギ(青い部分)…1本分
- ショウガ…1かけ
- レタス…適量
- 卵黄…1個分
- [A]
- 赤味噌…小さじ2
- 醬油…小さじ1
- 酢…小さじ1
- 豆板醬…小さじ1
- 砂糖…小さじ1
- ラー油…少々
作り方
- 鍋にヒレ肉がかぶるくらいの水を入れて沸かす。沸騰したらヒレ肉、長ネギ、ショウガを入れて弱火で5分ほど茹でて火を止め、蓋やラップをかけて放置し余熱で中まで火を通す(茹で汁は捨てず、別料理にだし汁として利用を。旨辛キムチスープに利用するのもおすすめ)。
- 味噌ダレの材料[A]をボウルで混ぜ合わせる。
- 皿に食べやすい大きさに切った1の肉を乗せ、レタスを飾る。2のタレを肉にかけ、卵黄を別器で添える。
ポイント
栄養ポイントはココ!
豚ヒレ肉は100g当たりのタンパク質量は鶏胸肉より高いです。さらに油を使わず、茹でる調理法でカロリーを抑えているのも良い点。卵の栄養(ビタミン類など)は卵黄に多く、赤味噌ダレと一緒に使うのは栄養的にも◎。by 管理栄養士・河村玲子さん
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