いつもの夏より眠りが浅い。何とかならないでしょうか？ #サプリでお悩み改善
テレワークが日常化し不活発、不健康気味。そんな人はサプリ＋生活改善で対処しよう！ 今回は、夏の睡眠をサプリで解決します。
取材・文／廣松正浩 イラストレーション／goo 取材協力／桑原弘樹（桑原塾主宰、NESTA JAPANプログラム ディベロップメント アドバイザー）
初出『Tarzan』No.793・2020年8月6日発売
教えてくれたひと／サプリ専門家・アミノ先生
製菓会社で健康食品の開発を担当した後に脱サラ。学生時代ボディビルサークルで筋トレに目覚めた。好きな言葉は焼き肉定食と筋肥大。
患者／イビキさん（男性・30代 会社員)
ベッドに入ってから寝つくまでが長い。夜中に目覚め、酒の力を借りて何とか眠るが、朝になるたびどこに置いたか、眼鏡探しで一日が始まる。
イビキさんのお悩み「いつもの夏より眠りが浅い。サプリメントで何とかならないでしょうか？」
イビキ すとんと寝落ちしたら朝までぐっすり眠りたいんです。
アミノ 医療や薬のお世話になる前に試してみる価値のあるのが、深睡眠と関係の深いアミノ酸、グリシン。ホタテや魚介類に豊富だが、毎日は食べられないからサプリで補給。
イビキ アミノ酸がいいんですか？
アミノ 寝入りばなには圧倒的な量の成長ホルモンが分泌されるから、このタイミングで深い睡眠をとることが熟眠感をもたらし、カラダの修復も進めてくれるはず。
イビキ ぼくは筋トレやってないから、成長ホルモンなんて出るかな。
アミノ ならば、少しでも成長ホルモンを出しやすくするようにオルニチン、アルギニンも摂っておくといい。あとはカラダの中で最も多いアミノ酸、グルタミンもたっぷり摂っておいて損はない。多いということはそれだけ重要だという証拠。
イビキ なるほど。じゃあ、いろんなアミノ酸の詰め合わせパックみたいな商品もよさそうですね。
アミノ 初心者はそれが間違いないでしょう。そもそも睡眠は究極の無防備な状態で、動物としては不安を感じて当たり前。だから、眠れないとか寝つきが悪いことに対して、必要以上に心配することはないですよ。
イビキ 眠ってからはそれでよさそうですけど、ぼくの場合、問題は寝つきがよくないことなんですが…。
アミノ それには就寝時刻の1～2時間前からの入眠儀式を確立するといい。シャワーを浴びたら水分補給をして、サプリを摂って歯磨き、みたいにルーティンを固めてしまえば、あぁ、もう眠るんだなと脳が安心して寝つきやすくなるはず。お勧めなのは、この寝る前の時間帯からパソコン、スマホを取り除くこと。睡眠にマイナスをもたらすものを見つけ出し、排除したうえでサプリを摂取する習慣の確立が一番効果的です！
寝入りをよくするサプリ5選。
グリナ
1本当たり睡眠アミノ酸グリシンを3000mg配合。すみやかに深睡眠をもたらし、満足度の高い睡眠を狙う。気分のよい目覚めと日中の眠気改善もテーマ。機能性表示食品。
エキストラ アミノアシッド
ハードなトレーニングや消耗した日にいいアルギニン、オルニチン、リジンをはじめ、ビタミンB6や亜鉛にマグネシウム、酸化対策にセレンも配合。さらに活力源としてカンカ（砂漠人参）も加えた。
オルニチン
1日分目安6粒にシジミ約1800個分のオルニチンを凝縮。アンモニアを尿素に変換する系をオルニチン回路と呼ぶことからもわかるように、非常に重要なアミノ酸だ。
NO BOOSTER
1日目安量6粒当たりでアルギニンもシトルリンも1200mgとたっぷり補給でき、めぐりと体調の改善を目指す。パフォーマンスを限界まで引き出したい人のトレーニング前にもってこいだ。
グルタミンパウダー
筋肉内に存在する遊離アミノ酸の約60％を占めるほど大量に存在するが、ハードなトレーニングや強いストレスで大幅に減少し、免疫力に悪影響も。不足はサプリで先手を打つべし。
