乱れたリズムを整えて、 寝つきの悪さ解消!|のびのび〜ストレッチ vol.5
疲労が溜まりすぎて寝付けないという人は、“抗重力筋”を中心に伸ばしていこう。簡単に生活に取り入れられる「のびのび〜ストレッチ」第5回は、寝つきを良くするためのストレッチ。ぐっすりと寝て気持ちの良い朝を迎えるため、おやすみ前のちょっとした時間でカラダを伸ばしてあげよう!
取材・文/黒澤祐美 撮影/小川朋央 ヘアメイク/村田真弓 スタイリスト/高島聖子 ストレッチ監修/坂詰真二
2018年も後半戦で、仕事が忙しくて生活リズムが乱れまくり。疲れて土日に寝溜めしたら、今度は平日の夜に寝付けないし、朝も起きられない。そんな人のために、今回は睡眠の質を上げるストレッチをご紹介。
特に、普段姿勢を維持するために重力に逆らって働いている抗重力筋(ここでは脊柱起立筋、大腿四頭筋、腹筋群など)を中心に疲労を取り除いていく。夜眠る前、ベッドに腰掛けながら気持ちよく伸ばしてそのままぐっすり眠りにつこう。
「のびのび〜ストレッチ」バックナンバー
1. サイド・ベンティング
(1)ベッドに坐って右脚を大きく開く。両手は頭の後ろで組む。
(2)上体を右側に倒して左の脇腹を伸ばす。10〜30秒キープし、ゆっくり元へ。左のお尻がベッドから浮かないよう注意しよう。逆も同様。
2. フォワード・ベンティング
(1)両脚をそろえてベッドに浅く坐り、両ひざを軽く曲げる。つま先を上げ、足首を直角に。両手は腿の前に添える。
(2)背すじを伸ばしたまま上体を前に倒し、両手をつま先に近づける。腿の裏が伸びているのを感じながら10〜30秒キープ。
3. ヒール・トゥー・ヒップ
(1)カラダの右側を下にして寝る。左ひざを曲げ、左手で左の足首を持つ。
(2)左のかかとをお尻につけたまま、左ひざを後方に引き、10〜30秒キープ。逆脚も同様に行う。