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石田ひかりさんと学ぶ“快眠学”。「スッキリ目覚めたいから、 体調重視でしっかり眠ります」

2人の子育てが落ち着き、映画やドラマ、自身のYouTubeなどで活動の幅を広げる俳優の石田ひかりさん。そのパワーの源は、一日を元気に過ごすための快眠。女性の睡眠に詳しい名医との対談で見えてきたのは、日本の現代女性が抱える睡眠課題だ。

取材・文・編集/大田原 透 撮影/小川朋央、津久井珠美(池上先生) スタイリスト/安野ともこ(コラソン) ヘア&メイク/山谷友里恵

初出『Tarzan』No.921・2026年3月12日発売

石田ひかりさん

ジャケット83,600円、シャツ52,800円、パンツ44,000円、以上suzu ki takayuki、問suzuki takayuki TEL:03-6419-7680。ネックレス112,200円、ピアス128,700円、共にCASUCA、問CASUCA TEL:03-6452-3196。

Profile

石田ひかり(いしだ・ひかり)/映画やテレビドラマ、CMなどさまざまな領域で活動。4月より、中京テレビ日本テレビ系・主演ドラマ『鬼女の棲む家』、テレビ朝日系『ターミネーターと恋しちゃったら』がスタートする。

池上あずさ(いけがみ・あずさ)/睡眠・呼吸内科医。周産期や更年期を含めた女性の睡眠研究の第一人者として知られる。熊本市の同院の院長として、睡眠時無呼吸症候群を含めた睡眠関連の疾病の治療にあたっている。

妊娠中や更年期など、女性の睡眠時無呼吸症候群(SAS)にご用心!

女性もなる?「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」って?

睡眠時に、無呼吸(10秒以上呼吸が止まる)や浅い呼吸(低呼吸)が何度も繰り返し起こる状態を睡眠時無呼吸症候群(SAS)と呼ぶ。SASは舌根沈下(舌の根元が喉の奥に落ち込む状態)で引き起こされる閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)が種類として最も多い。

いびきを伴うことが多く、ベッドパートナーの睡眠も妨げるため、互いのさまざまな健康問題に繫がる。体重の過多や肥満、加齢、喫煙、寝る前の飲酒もSASのリスクを上げる。日本では中等症以上のSAS患者が推定943万人※、医療機関による「睡眠呼吸検査」と診断を経て、適切な治療を受けることが大切だ。

※Benjafield AV, et al:Estimation of the global prevalence and burden of obstructive sleep apnea: a literature-based analysis. Lancet Respir Med 7: 687-698, 2019. Figure 2 http://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31300334/

眠りの質を高めれば、人生の質も上がる!
石田ひかりさん(以下、石田さん)
2年ほど前まで、毎朝5時に起きて、子どもたちのお弁当を16年間作ってきました。子どもたちが成長して、今は自分が使える時間がまるまる戻ってきました。私はいくらでも寝られるので、今は思う存分寝ています(笑)。でも、昼間に眠気を抱えたまま仕事をするのはストレスなので、映画やドラマなどの作品のスケジュールに応じてスッキリ起きられるよう、体調重視で眠るようにしています。
池上あずさ先生(以下、池上先生)
ひかりさんは、今とても良い睡眠が取れているようですね。朝、スッキリ目覚めるのは、熟睡できているサインです。でも、以前のひかりさんのように、今でも日本の女性は、家族や仕事を優先して、自分の睡眠を後回しにされる方がまだまだ多いと感じています。特に40代、50代の女性は、そうした傾向がありますね。
池上あずさ先生

池上あずさ先生

石田さん
いろいろなことを諦めて、追い立てられるように夜9時には寝るしかありませんでした。明日の家事と仕事のために、パフォーマンスを維持するためにも、睡眠は大切ですから。できることを皆で分担すればいいのに、残念ですね……。
池上先生
私が勤務している病院の睡眠外来(睡眠センター)には、そうした女性を含めて、睡眠の悩みを抱える患者さんが多く来られます。一番多いのは、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の患者さんですが、不眠症や、眠っても疲れが取れない、日中に強い眠気があるなど、睡眠の悩みを抱えている方がたくさんいます。睡眠は、時間よりも“質”がとても大切です。だからこそ、ひかりさんのように、朝、心地よく目覚められることが、とても重要なのです。
女性のSASは、さまざまな症状を伴うことがある。

女性のSASは、さまざまな症状を伴うことがある

女性のSASは見逃されやすく、認知も進んでいない。更年期女性のSASの65%は、睡眠障害を伴う。

石田さん
高校生の頃は、いくら寝ても眠かったです。みんな眠い時期ですよね(笑)。
池上先生
女性は、生涯を通じてホルモンの影響を強く受けるのです。生理前や妊娠中、更年期など、ホルモンのバランスが大きく変化する時期には、睡眠の質が低下しやすく、SASを含む睡眠障害が表に出やすくなる傾向があります。
石田さん
女性と男性では、どちらがSASになりやすいのですか?
池上先生
統計的に、SASは男性が女性の2〜3倍多いとされています。今まで日本では、女性のSASが少ないといわれてきました。しかし現在では、きちんと診断されていないケースが多いためと考えられています。女性は自分のいびきに気づきにくく、一人暮らしの場合は周囲から指摘される機会もないので、見過ごされやすいのです。
睡眠には、ジェンダーギャップがある(睡眠持続障害)。

睡眠には、ジェンダーギャップがある(睡眠持続障害)

女性は男性よりも、眠り続けることが難しいと回答する傾向が高い(「レスメド世界睡眠調査2025」より)。

石田さん
いびきも、病気なのですか?
池上先生
SASでは、いびきを伴うケースが多く見られます。一晩に何度も呼吸が止まったり、浅くなったりする影響で、朝の頭痛や眠気、イライラ、集中力の低下などを伴うことがあります。女性は、ホルモンの影響でSASになりにくい時期もありますが、更年期を迎えるとホルモンが減少し、SASが増える傾向があります。SASの症状は、更年期障害によく似ているため、見分けがつきにくいのです。
日本の閉経周辺期の女性は、SASの認識率が極めて低い。

日本の閉経周辺期の女性は、SASの認識率が極めて低い

閉経周辺期の女性のSAS体験を自己認識している方の割合は、世界17か国の平均で約25%。日本は極めて低い(「レスメド世界睡眠調査2024」より)。

石田さん
地方でのお仕事で、ホテルに泊まることも多いのですが、睡眠の質は良くないと感じています。ホテルの枕は高くて私には合わないので、自分の車で移動できるときは、いつも使っている枕を持っていきます。以前は、どんな所でも寝られたのですが……。
池上先生
ひかりさんが使っている低いタイプの枕、私はSASの患者さんに薦めています。寝ている時に、気道に負担をかけないので、無呼吸になりにくくなります。
石田さん
今まで睡眠の悩みはなかったのですが、症状を自覚しにくいのなら、ひょっとしたら自分もSASである可能性もあるのですね。私の夫はいびきをかかないのですが、思い当たることもあるので、可能性はあると感じています。
池上先生
SASは、高血圧や心血管疾患、糖代謝異常などとも関連することが知られています。睡眠中も無呼吸のたびに脳が覚醒して、交感神経が緊張するため、血圧が上がりやすくなるのです。なお、SASが原因の高血圧は、適切な治療によって改善することが多いのも特徴です。薬に頼らずに血圧が下がるケースもあるので、早めに気づくことがとても大切なのです。
石田ひかりさん

ブラウス49,500円、カーディガン63,800円、パンツ36,300円、以上suzu ki takayuki、問suzuki takayuki。

石田さん
SASを治療することで、他の病気を防ぐことにもなるのですね。その検査は、どこで受けられるのですか?
池上先生
内科や耳鼻科、かかりつけ医、そして睡眠を専門に診る病院や睡眠センターで相談できます。簡易検査から始められますし、結果に応じて治療につなげることもできます。
石田さん
脳にも影響がありそうですね?
池上先生
はい。SASでは、睡眠中に呼吸が何度も妨げられるため、脳が十分に休めず、集中力や記憶力が低下することがあります。実際に“物忘れが増えた”と受診され、検査でSASが見つかる方もいます。
石田さん
SASによって、カラダに必要な酸素やホルモンなどが十分に行き渡っていない状態が続いてしまうのですね。
池上先生
そうなんです。ご本人は“年齢”や“忙しさ”が原因と思っていても、SASなどの睡眠障害が隠れていることがあります。“我慢する前に、一度睡眠を見直してみる”視点が大切だと思います。
石田さん
簡易検査なら、身近な医療機関でも受けられるのですね。それなら、私も夫と一緒に、相談してみたいと思います。
池上先生
気づくだけで、睡眠も、日常も変わることがあります。年齢や忙しさのせいにした不調の裏にSASが隠れているかもしれません。カラダと人生に寄り添う“睡眠のサイン”を知ることが大切ですね。

本記事は医師の一般的な医学的見解を紹介するものであり、特定の医療機器やサービスを宣伝・推奨することを目的としたものではありません。

「世界睡眠調査」

〈レスメド〉が世界規模で行っているインターネット調査。例年3月14日の世界睡眠デーに合わせて発表され、世界中の睡眠課題の悩みの深さを浮き彫りにしてきた。広く知られているのは、日本が平均睡眠時間最下位の常連国であること……。

なお現在、最新の「世界睡眠調査2026」が公開中だ。さらに自分の睡眠状況を振り返るには、「睡眠セルフチェック」へアクセス!(https://sleepspot.resmed.jp/online-sleep-assessment
気になる症状がある場合は、自身の判断で医師に相談する選択肢も覚えておこう。

さらに睡眠について知りたい方は、最新「レスメド世界睡眠調査2026」へ。

Resmed(レスメド)

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「スリープテック(睡眠に関するテクノロジー)」で人々をトータルにサポートするグローバル企業。オーストラリアのシドニーで1981年に創業、現在は日本を含めた世界140か国以上でサービスを展開している。

Resmedが掲げる目標は「良質な睡眠習慣を促進し、睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害に対する認知を高めることで、人々に最高の目覚めと健康的な生活を楽しむための手段を提供すること」。シンボルの徐々に上へと膨らんでいく弧は、呼吸器の解剖図にヒントを得てデザインされている。

睡眠へのレスメドの取り組みに関する問い合わせ先/レスメド
TEL/03-5829-4410(土・日・祝日を除く9:00 〜17:30)