「役作りはトレーニングから」俳優・濱尾ノリタカさんがカラダを鍛える理由。
役を生きるために、身体をどう操るか。“脳と完全につながったカラダ”を理想に、濱尾ノリタカは鍛え続けている。
取材・文/重信 綾 撮影/岩澤高雄 スタイリスト/ダヨシ ヘア&メイク/HIRO
初出『Tarzan』No.917・2026年1月5日発売

Profile
濱尾ノリタカ(はまお・のりたか)/1999年生まれ、東京都出身。映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』やMIRRORLIAR FILMS Season8『The Breath of the Blue Whale』に出演。
重心の低いカラダと芝居を目指します。
「演じる役のためのカラダのコントロールとして、日々トレーニングをしている」という、濱尾ノリタカさん。
「カラダが変わると声や動きも自然と変化します。その意味で“脳と完全につながったカラダ”が僕の理想で、役者として目指すのは重心の低い芝居。そのためにカラダの重心も下げようと思い、膝のケガのために長年していなかったスクワットを始めました。1回ごとに腹圧を入れ直し、時間をかけてしゃがむことを大事にしています」
俳優になるまで人生を懸けてきた水泳も昨年再スタート。俳優活動にもいい作用があり、今年も続けていきたいと考える。
「週の半分は泳ぎますが、自分にとってはマインドフルネスだと思っています。思考がまとまり、ネガティブな感情も水に流せるようになりました。スマホを持ち込めず、わりと全裸に近い環境下だからこそ自分のコンディションがわかりやすい。“プールを堂々と歩けるか”“正しい姿勢でいるか”などのポイントを見ながら、クランクインなどの大事な日に向けて、カラダとメンタルの両方を調整します」

