PR/ディレクター・秋元剛さんの、ジムトレーニングに欠かせないコスメ。|ささやかだけど、大事なこと。vol.12
気持ちよく汗をかくときにこそ使いたいコスメやアイテムがある。日々身体を動かしているあの人がどんなものを愛用しているのか、アクティビティに同行して紹介。第12回は、PR/ディレクターとして活動する秋元剛さんが、ジムトレーニングの前後で使う3つのアイテムの話。
取材・文/佐々木彩 編集/黒木許子 撮影/五十嵐一晴(ロケーション) 鳥羽田幹太(プロダクト)

Profile
秋元剛(あきもと・ごう)/Akimoto Inc. ディレクター。ファッション誌の編集・営業や、セレクトショップのディレクターを経て2018年に独立。父で第58代横綱千代の富士に関する企画や、プロダクトのディレクションを行う。マンダリン オリエンタル東京のアンバサダーも務めるなど多岐に活動する。
秋元剛さんは、週2〜4回のペースでトレーニングを続けている。9年前からマシーンがいくつも置いてある自宅近くのジムに週2回、3年前からは、今回同行したパーソナルに、週1〜2回通う。ここでのメニューは、体幹部分を鍛えるものが中心だ。運動が日常にとけ込んだ生活スタイルは、どのように始まったのだろうか。
「僕が運動する目的は、今も昔も体型維持。20代後半に会社を辞めた時の有休消化期間に、自由な時間を手にしたので、トレーニングを始めたことが、現在まで繋がっています。僕は着道楽なのでクローゼットには服がたくさんあって、どれも大切で断捨離もほとんどしません。ずっと着続けたいから、体型をキープしたい。運動を続けてきたことで、結果的に昔より筋肉はついているのですが、身体を大きくしたいと思ってやっているわけではないんです」
トレーニングを始める以前の運動経験といえば、中高生時代に部活動をしていたことぐらい。子供の頃からどんなスポーツも人並み以上にできたけれど、なかでも走ることが好きだったそう。
「負けず嫌いな一面もあるけど、対戦してどちらかが勝つという種類のスポーツは、そんなに好きじゃないのかもしれないです。コンタクトスポーツもやや苦手で。中学生の時に友人にバスケットボール部に誘われて、少しやってみたけれど、なんとなく性に合わない感じでした。高校で陸上部に入り、個人競技に向いているなと思いましたね」

腰を抑えてもらい体のポジションがずれないようにする。
コンスタントな運動経験は部活までで、高校卒業とともに、自然と運動から遠ざかった秋元さん。しかし、20代後半でトレーニングを開始するとすぐに身体の変化を実感でき、継続へのモチベーションを高く保つことができたそう。仕事が再び忙しくなった30代には、時間がないなど運動継続を阻む要素はもちろんあった。それを乗り越えて9年間も続けられている秘訣は、どこにあるのだろうか。
「ひとつは、僕が会社員ではなく個人で活動しているので日々の予定を自分で決められる立場であること。トレーニング時間を定例ミーティングのように捉えて、最初にその時間を決めてから、他のあらゆるスケジュールを組んでいきます。ジム通いを始めた時に、『絶対に週2で通う』と決めて、それ以来徹底してきました。予約している以上、キャンセルするのは気が引けるので、なんとしても行こうという気持ちなります。また、正しいやり方でトレーニングしないと効果が出ないから、トレーナーの方にしっかりと見てもらうことが大事だと思っています」

ウォーターバッグを持って平均台の上を往復。左右に揺れる水の重さに引っ張られないように意識する。
2つのジムの使い分けはどのようにしているのだろうか。
「自宅近くのジムでは、マシーンで背筋や太もも、大胸筋など体の部位ごとに鍛えていきます。それに対してここでは、体全体を使って体幹を意識したボディメイクをしているようなイメージです。このジムに通うようになってからは、体のコアにフォーカスを当てるメニューを経験して、下腹部に力を入れて動くといった基礎的なこともこれまで以上に意識できるようになりました。それにより、まだまだ体が変化していくのを感じています」

体を引っ張られながら、脚を左右に開き重心を動かす。

ぶら下がった状態から両足を持ち上げる。ボールを挟むため体がぶれないようにする必要があり、運動の難度も上がる。
トレーニングの後は、簡単にシャワーを浴び、オイルが入っている2層式のハンドウォーターを手にとる。
「もともとはハンドケア用ですが、少し多めに手に出して顔にも馴染ませてしまいます。無香料だし、ベタつかず適度に潤うので出先でのケアにちょうどよく、ジムに限らずいつも携帯しています。一番使っているコスメと言えるかもしれません」
顔と体の両方に使えるソープも、持参しているもののひとつ。
「石鹸はジムに備え付けのものより、自分の好きな香りや使い慣れているものが快適。だから、できるだけ持参しています。これは、ヒノキの香りなのでさっぱりとした洗い上がり。運動後のリフレッシュになります」

秋元さんがプロデュースした檜風呂をイメージした爽やかな香りの〈千代の富士石鹸〉。丸い石鹸を土俵に見立てて。
そして最後には秋元さんの定番フレグランスをシュッとひと吹き。トレーニングの後に仕事の打ち合わせが入ることも多いため、気分をオンモードに切り替えるスイッチの役目を果たす。
「ここ数年はずっとこれをつけています。すごく珍しいタイプの香りというわけではないけど、あまり人と被らないところも良い。香りは、ファッションと同じで自分の個性を伝えるツールとして欠かせないものです」

〈ル ラボ〉の「ベ19」。雨に濡れた大地の独特な香り“ペトリコール”を表現している。
大好きな服を着続けるための体型維持で始めたトレーニング。けれど、週の半分以上も通うことで、筋肉がつきすぎて、意図せずサイズアップしてしまうことはないのだろうか?
「2つのジムに通うことで運動の頻度は増えていますし、9年前よりは腕周りも胸板も厚くはなっていますよ。ただ、外側の筋肉がどんどん大きくなっているわけではないんです。その証拠に体型は維持できていて、30歳の時にオーダーしたスーツを今でも着られます」
パーソナルトレーニングでは、現役のビーチフラッグス選手で世界チャンピオンでもあるトレーナー、堀江星冴さんの体づくりのアプローチに共感して、体幹を鍛えることに注力しているそう。
「筋肉をムキムキに育てるのではなく、体幹を強くして、細身でも引き締まった強靭な体にしていく。軸を鍛えると、体の動かしやすさも増すんですよ。運動はやったらやった分だけ結果が出る。ファッションが好きな自分としては、視覚的に効果を実感しやすいことも、継続できている理由かもしれません。今は、ここまで作ってきた体型をキープしていく段階。トレーニングがすっかり生活の一部になっているので、これからもペースを崩すことなく続けていきたいですね」

こんなアイテムも、おすすめです。
ジムトレーニング前後に使いたい秋元さんの愛用コスメに着想したアイテムを、Tarzan Web編集部が見つけました。
2層式ボディスプレー
ハンドにも重宝するライトな保湿
固形石鹸
ヒノキが爽やかに香るソープ
香水
ウッディノートのフレグランス














