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バレエダンサーが選ぶ《The腸腰筋》とは? 姿勢改善と股関節ケアの新常識。

肩甲骨と股関節の連動を高め、思いどおりにカラダを動かすには腸腰筋の柔軟性が欠かせない。現代人が硬くなりがちな腸腰筋にアプローチできる《The腸腰筋》が、心強いセルフケアアイテムとして登場。〈Kバレエ トウキョウ〉で活躍していたバレエダンサー・成田紗弥さんも愛用している理由に迫る。

取材・文/石飛カノ 撮影/小川朋央 ヘア&メイク/天野誠吾 編集/池田 彰

初出『Tarzan』No.915・2025年11月20日発売

上半身と下半身を繫ぐ腸腰筋とは?

腸腰筋とは

背骨と太腿の骨を繫いでいる小腰筋と大腰筋。骨盤と太腿の骨を繫ぐ腸骨筋。腸腰筋とは、これらの筋肉の総称。3つの筋肉は協調して股関節を深く曲げる動きや姿勢保持の役割を果たしている。

軽やかに片脚を高く上げてポーズを決めるバレエダンサー。優雅な動きで人々を魅了する彼ら彼女らの日常は、実のところ不調やケガとの闘いだ。今年の3月まで〈Kバレエ トウキョウ〉でプリンシパル・ソリストを務めていた成田紗弥さんも、そのひとり。

「韓国のバレエ団に所属していたときは脛の疲労骨折がずっと治らず、その後も痛みを抱えていたのでケアが大変でした」

聞けば、脛に不調を抱えているバレエダンサーは少なくないとか。

「脚を上げたりジャンプをするバレエの動きは、ターンアウトと言って股関節から脚を外旋させた状態で行います。でも、アジア人は骨格的に股関節が開きにくいという特徴があります。股関節が開かない代わりに膝を捻って脚を動かすので、脛に負担がかかりやすいんです」

痛みが出るのは脛。でもその大元の原因は股関節まわり。ただでさえ股関節の可動域が狭いアジア人、さらに周辺の筋肉が硬いと、脛の疲労骨折を起こしやすいのだ。で、その股関節の動きに大きく関わるのが、上半身と下半身をジョイントするインナーマッスル、腸腰筋。

グラン・バッドマン

腸腰筋の働きが「グラン・バットマン」の高さを決める。

アラベスク

安定した骨盤が、「アラベスク」の美しさを引き出す。

《The腸腰筋》

バレエの基本動作「プリエ」、その完成度も腸腰筋次第。

「腸腰筋は股関節を動かすときにも使いますが、立ち姿勢ですでに使っています。上体を引き上げて骨盤を立てた姿勢を保つには腸腰筋をニュートラルな位置で維持する必要があります。だから凝りが溜まりやすいかもしれないです」

尋常ではない腸腰筋の凝りは7年前、治療院で指摘されて初めて自覚した。テニスボールでのセルフマッサージを指導されたが、痛みのわりに効果は薄かったという。

長年の悩みの果てに知ったのが今年9月に発売された〈IMPHY〉の《The腸腰筋》。その名の通り、腸腰筋をほぐすために生み出された世界唯一の専用ギアだ。

「テニスボールでは入っていかなかった部分に絶妙にアプローチできて疲れてもすぐにほぐせるのがいいですね。バレエの動きは基本のプリエという動きに支えられていますが、股関節が硬いと質の高いプリエの動きができません。《The腸腰筋》で股関節まわりをほぐすことで質の高いプリエができ、結果的にクオリティの高い踊りに繫がると思います」

ここ数年は股関節に引っ掛かりを感じ、昨年末、股関節唇断裂と診断された成田さん。

「ベッドから起き上がれないほどの痛みがあって大変なことに。それくらいダンサーはギリギリまで病院に行かないんです。でも今は《The腸腰筋》でケアしながらリハビリとレッスンに努めて舞台に復帰したいと思っています」

《The腸腰筋》を使って実際にケアしてみると。

まずは、セルフケアの準備。
チェック1

腰骨に手を当てた人差し指部分の深層を狙う。

チェック

左右の脚を2回ずつ上げて、動きの違いを確認!

使い方

《The腸腰筋》

《The腸腰筋》

床に腹這いになった姿勢でも、同様に腸腰筋を刺激できる。膝を伸ばすと腹筋に力が入って腸腰筋が脱力しにくいので刺激する側の膝は必ず曲げること。

  1. 脚を上げにくい方の腸腰筋から《The腸腰筋》の丸い突起を当て、平らな部分を椅子の座面にホールド。
  2. 膝を曲げ、息を吐きながら力を抜き、《The腸腰筋》に上体の重みを乗せる。
  3. 前後左右に軽く動かして腸腰筋を刺激。30秒ほど刺激した後、再び脚上げをして効果を確認し、続いて逆の脚も同様にケアする。
腸腰筋がほぐれて股関節の詰まりがなくなると?
  • 基本のプリエの質が上がる。
  • 可動範囲が広がる。
  • 踊りのクオリティが上がる。
  • ケガを予防できる。

《The腸腰筋》 腸腰筋に特化したこれまでにないグッズが誕生!

《The腸腰筋》

《The腸腰筋》は全国のロフト、ハンズ、オッシュマンズなどで購入できます(一部取り扱いのない店舗もあります)。

手では刺激しにくい腸腰筋に直接アプローチできる世界で唯一の腸腰筋ケアグッズ。板状にしたEVA素材を削って成形し、中心部分にステンレススティックを設置する作業はすべて職人の手によるもの。カラーは黒とピンク。各6,380円。

《The腸腰筋》によるケアで痛めた膝の痛みを和らげています。

日本人男性初のスウェーデン王立バレエ団最高位のプリンシパルとして活躍後、今年9月にウィーン国立バレエ団にやはりプリンシパルとして移籍した三森健太朗さん。彼もまた、《The腸腰筋》を愛用するバレエダンサーのひとり。

「実は移籍後2週間目に床に倒れる振り付けを何度も繰り返して、足首を捻ってしまいました。ふくらはぎに張りを感じるようになり、それをかばって太腿にも張りが出てきました。その2週間後にはジャンパー膝と診断され、まともに歩けない状態に」

治療しながら1週間完全休養。痛む部位ごとに〈IMPHY〉のギアを使い分け、《The腸腰筋》を使ってのケアも毎日欠かさない。

「腸腰筋をほぐすことで膝への負担が減って痛みが和らぎます。今後は長期戦ですがカラダの声に耳を傾けながらケアしていきます」

三森健太朗_バレーダンサー 写真/Francesco Bondi
Profile

成田紗弥(なりた・さや)/バレエダンサー。2歳からバレエを始める。16歳でコンクールでスカラシップを受賞し、ドイツに留学。2013年に韓国ユニバーサル・バレエ団に入団し、主演デビューを果たした後、18年に〈Kバレエ トウキョウ〉に入団。退団は今年3月。

三森健太朗(みつもり・けんたろう)/バレエダンサー。4歳からバレエを始め、16歳で全日本バレエコンクールJr.B総合第1位に。ドイツに留学後、スウェーデン王立バレエ団に入団。2022年にプリンシパルダンサーに昇格。現在はウィーン国立バレエ団の主席ダンサー。

Information

問い合わせ先:ジュート
TEL:03-5429-6717
https://imphy.jp