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走るカメラマン・河原井司さんが 〈HOKA〉の《ROCKET X 3》を履く理由。

自己ベストを塗り替えるために開発された〈HOKA〉のカーボンシューズ《ROCKET X 3》はエリートアスリート向けモデルの最新作だ。ランニングをこよなく愛するカメラマン・河原井司さんが、自らのランニングライフと交えて語ったこのシューズの魅力とは。

取材・文/河田愛歌 撮影/寺沢美遊

Profile

河原井司(かわらいつかさ)1986年生まれ。京都府出身。ランニングシーンを撮影するカメラマン・ランニング情報のフリーライター・コンサルタントとして活動。高校時代は全国インターハイで準優勝。立命館大学に進学し、全日本大学駅伝に3回出場。Sushiman名義でnoteや各SNSで情報発信を行う。

競技に挑戦しながらランニングの文化面を伝える。

ワールドワイドなランニングシーンを切り取り、発信しているカメラマン・ライターの河原井司さん。世界陸上のような世界大会から国内外のマラソン大会、ランニングチームのソーシャルランイベント、アンダーグラウンドなパーティまで撮影し、様々な媒体に寄稿している。学生時代の競技経験や幅広いネットワークを活かして、メーカーやコミュニティプラットフォームのアドバイザーも務めているという。

陸上との出会いは偶然。中学校では野球部だったが、校内の持久走大会で優勝したことがきっかけで、高校から陸上部へ。スポーツの名門校ではなかったものの、教員の指導力と熱意に導かれて全国大会に出場した。

その後、スポーツ推薦で立命館大学に進学。社会人になってから4年のブランクを経て、25歳から再び小規模な大会で優勝することをモチベーションに競技的なランニングに取り組むように。

海外のレースにエントリーし始めたのもこの頃で、メンタルが鍛えられたという。30歳になると、本格的にランニング市場のリサーチや現地での取材、情報発信を始めた。

「ランニングは、競技的な視点だと速さで優劣がつくと思っています。でも、実は競うこと以外の要素もいっぱいあるのがランニングの面白いところ。長期的に走ってきた熟練度もそうですし、ディグる精神で身につけるギアのディテールにどれだけ気持ちを配っているかなど。ランナーのスタイルは人それぞれ。個人スポーツなので、基本は自由なんですよ。それを伝えたくて、撮る写真、書く文章、走り方でも自分なりのランニング観を表現しています。影響を受けたのは、ボストンマラソン。ランナーたちが各々のスタイルで自分自身を表現していて、ランニングの文化的な側面を強く感じました」

左上から時計周りに/中国・江蘇省で開催された(2025年)無錫マラソン。米国ボストンマラソン(2025年)。パリファッションウィーク中に女性初の1マイル4分切りの挑戦をサポートするイベントBREAKING4でケニアの陸上競技選手エリウド・キプチョゲとの2ショット(2025年)。取材中。ユーモアのあるコットンTシャツがトレードマーク。写真中央/米国ブルックリンで開催された周回コースで競うするレースBANDIT GRAND PRIX(2025年)。

走っている人やその場所に根付く空気感、何かが起こる予感を感じられることが、海を越えてマラソン大会に赴く醍醐味だという。カメラを向けることも、ただ楽しいから。

「写真は、人と関わりを持てる手段ですね。例えば、取材だとカメラマンは裏方の仕事で、コミニケーションをとっていかに相手の表情を引き出すかが、大切です。マラソン大会の撮影だと、自分で軽いレンズのカメラを持って走ります。つまりランナーとして参加しているわけです。裏方ではなく、参加者の目線で。みんなと同じようにお喋りして交流して、走りながら撮ることが喜びですね。報道写真とはちょっと考え方が違うんです」

現在のランニングとの向き合い方とは。

フリーランスとして日々忙しい毎日を過ごし、二児の父でもある河原井さん。競技的なランニングに向けるエネルギーは、年齢を重ねるごとに仕事に移行していると語る。それでも、レースに出続けるために身体の鍛錬は怠らない。

「軽いジョギングと中強度のスレッショルドランニング(閾値走)をしています。これで十分にサブ3は維持できると考えています。一般的にはタイムは速い方だと言われますが、自分ではまだまだ怠けているほう。これからも2時間40分くらいは維持していきたいですね。今年、11月30日の上海マラソンに出場するので、ランニングの頻度を増やして身体を絞っています」

特に撮影や執筆で忙しいときにこそ意識しているのは、トレーニングは走る”頻度”が大切だということ。

「とにかく継続性が重要です。1回で走る距離は長くなくても、3kmから5kmを頻繁に走ることに意味があるんです。日によって疲れていたり体調が悪かったり、色々あると思うんですけど、それでもランのプライオリティを上げることを意識しています。そうすれば、時間に余裕ができたときにモチベーションを高く保ったままで、距離を増やして走ることができるんです。昨年は1週間に160km、1ヶ月で600km~だったということ。700km走っていた時期もありましたが、今のように仕事が繁忙期でも、月に300kmは最低でも達成したいですね」

1日に走る距離は5~12km程度だが、週末のロングランでは20km程度を走る。育児や仕事でブランクができたとしても、再びコツコツ積み上げて、数字にコミットしていると語る。

前モデルの高反発・高性能フォームに、速度を増すカーボンファイバープレートにウィングレットを加え、アップデートした《ROCKET X 3》。グリップ力の高いラバーアウトソールが、路面の状態の変化に適応。エンジニアードメッシュで通気性が高いアッパーで、肌当たりの良い履き口が擦れを軽減し、履きやすさを重視している。

《ROCKET X 3》と走るランニングライフ

そんな河原井さんのストイックなランスタイルにあうランニングシューズが、《ROCKET X 3》だ。

「《ROCKET X》シリーズは初代モデルから愛用しています。マラソンに適した上位モデルの《Cielo X1 2.0》 も履いたことがありますが、個人的には《ROCKET X 3》の方が相性がいいんです。反発性と安定性のバランスが自分にマッチしていて、ストレスを感じない。反発が大きいと途中で足が疲れて来て、どうしても安定せず、走るテンポが崩れてしまうんです。《ROCKET X 3》は日常的に走っている合計10km程度の閾値走でも、ペース良く走ることができています。実は7月にニューヨークの店頭で初めて目にしたのですが、爽やかなデザインが印象的だったんです」

ランニングシューズに詳しい河原井さんが思う《ROCKET X 3》の魅力と、成長を求めるランナーにおすすめしたい理由とは。

「レーシングモデルなので、記録や目標などにこだわる人に勧めたいです。ワークアウトを日常的に続けている人、あるいはやったことがないけど挑戦してみたい人、ちょっとチャレンジングなレースにもいいと思います。例えば、既に、クッション性と軽さが特徴の厚底ランニングシューズ《CLIFTON》を持っているランナーなら、一度カーボン入りのモデルで走ってみると気分が変わっていいと思います。自分自身も海外の大会に挑戦する際に、履きたいと考えています」

Information

HOKA ROCKET X 3
価格:30,800円(税込み)
展開サイズ:23.0cm~30.0cm
展開カラー:ホワイト/ブラック
サンライト / ネオン ホカ シトラス
HP:https://www.hoka.com/jp/rocket-x-3/