
教えてくれた人
吉田愛(よしだ・あい)/料理家、唎酒師。東京と京都の日本料理店で板前として働き、本格的に和食を学ぶ。独立後は料理家として雑誌や書籍を中心に家庭料理を提案。お酒との相性を考えた、簡単で作りやすいおつまみに定評がある。
お酒と合う“ダブル発酵おつまみ”5選。
発酵から生まれた日本酒には、育菌パワー満点のおつまみがよく合う。そう語るのは、唎酒師でもある料理家・吉田愛さん。吉田さんが提案する発酵食品×発酵性食物繊維の“ダブル発酵つまみ”は、腸も舌も喜ぶ最強メニューだ。
「発酵食品の塩味や酸味に日本酒のやさしい甘みが重なることで、相乗効果が生まれて全体の味がバランスよくまとまるんです」
火を使わずにサッと作れるのも、まだまだ暑いこの時季に嬉しいポイント。おまけに発酵食品に含まれる“生きた菌”もそのままキープできる。味付けは最小限でOK。発酵食品そのものがおいしいから、足し過ぎ不要。だから失敗もないというワケ。
ひょっとしてこれからは、育菌おつまみがスタンダードになるかも!?
1.レンコン生ハムチーズピンチョス。
カマンベールはそのままでも優秀だが、腸活を意識するならレンコンをプラス。クラッカーのようなサクサク食感がクセになる。

材料(2人分)
- レンコン(輪切り)…6枚(50g)
- オリーブオイル…小さじ1
- 塩…少々
- カマンベールチーズ…1/2個
- 生ハム…2枚(20g)
- バジル…3〜4枚
- 粗挽き黒胡椒…適量
作り方
- レンコンは水にさっとさらして水気を切る。耐熱皿に乗せてふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で1分30秒加熱する。ラップを外し、オリーブオイル、塩をからめる。カマンベールチーズ、生ハムは6等分にする。
- レンコン、生ハム、カマンベールチーズの順で重ねて串を刺し、バジルをちぎって乗せる。器に盛り、オリーブオイル(分量外)をかけ、粗挽き黒胡椒を振る。
2.発酵ぶっかけ冷ややっこ。
腸にいいものを全部乗せ。納豆とキムチの発酵風味が重なり、豆腐の旨みが引き立つ。シンプルだけど、育菌力は最強クラス!

材料(2人分)
- 絹豆腐…1丁(300g)
- 納豆…1パック
- 白菜キムチ…60g
- 青ネギ(小口切り)・白炒りゴマ・韓国のり…各適量
- ゴマ油…小さじ2
- 醬油(好みで)…適量
作り方
- 豆腐はスプーンで大きくすくい、器に盛る。納豆、キムチを乗せ、青ネギ、白炒りゴマを振り、韓国のりをちぎって散らす。ゴマ油を回しかけ、好みで醬油をかける。
3.ワカメ&オクラのタコ塩麴和え。
やっぱり外せない酢の物を塩麴で育菌仕様にアップデート。オクラのネバネバも加われば、よりパーフェクトな腸活おつまみに。

材料(2人分)
- ワカメ(乾燥)…大さじ1/2
- オクラ…5本
- 茹でタコ…80g
- 【A】
・塩麴…小さじ2
・酢…小さじ1
・練りワサビ…小さじ1/3〜1/2
作り方
- ワカメは水に5分ほど浸けて戻し、水気を絞る。オクラはヘタの先を切ってガクを剝き、塩適量(分量外)をまぶしてこすり合わせ、さっと洗う。ラップに包んで電子レンジ(600W)で40秒加熱し、水にさらして斜め3等分に切る。タコは5mm幅の削ぎ切りにする。
- ボウルにAを入れて混ぜ、1を加えて和える。
4.和風バーニャカウダ。
味噌とニンニクの組み合わせでダブル発酵は完璧。あとは食物繊維たっぷりの野菜をスタンバイ。たっぷりつけて、ガツンと育菌!

材料(2人分)
- 【A】
・味噌…小さじ1
・おろしニンニク…小さじ1/4〜1/2
・マヨネーズ…大さじ2
・オリーブオイル…大さじ1/2 - オリーブオイル…大さじ1/2
- 好みの野菜スティック(大根、ニンジン、セロリなど)…適量
作り方
- 小さめの器にAを混ぜ合わせ、オリーブオイルを表面にかける。器に野菜スティックとともに盛り、つけながら食べる。
5.ぬか漬けと長芋のメカブ和え。
塩気も発酵も、キュウリのぬか漬けに全部おまかせ。味付けは醬油だけで十分。よーく混ぜてつるっとかき込めば、腸もご機嫌に。

材料(2人分)
- ぬか漬け(キュウリ)…1/2本
- 長芋…100g
- メカブ…パック(70g)
- 卵黄…2個
- 削り節・醬油…各適量
作り方
- ぬか漬けは細切りにする。長芋は皮を剝いて細切りにする。器にメカブとともに盛り、卵黄を添える。削り節を乗せて醬油をかけ、混ぜて食べる。


