鍛えるシェフの筋肉レシピ:鮭の生姜焼き
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は〈SUNDAY MONDAY kitchen〉の村野明子さんに教えてもらった「鮭の生姜焼き」。
photos: Chihiro Oshima text: Noriko Ozawa nutrition supervision: Reiko Kawamura
初出『Tarzan』No.885・2024年8月1日発売
村野明子さん
教えてくれた人
SUNDAY MONDAY kitchen代表、スポーツ料理研究家。コンサドーレ札幌、ヴィッセル神戸、セレッソ大阪の寮母を務めた後、2022年、日産スタジアム内に現店開店。ほかにも食でさまざまなアスリートの健康をサポート。
寮母歴18年。スポーツ料理家で、レストラン〈SUNDAY MONDAY kitchen〉代表の村野明子さんに、トレ中もOK! 一息入れたいときの高タンパク居酒屋風2品を教わった。
みんな大好き生姜焼きは、「お肉代わりに低脂質の鮭を。玉ネギをすりおろすのもコツ。生姜ダレのコクがグッと増しますよ」。
鮭の生姜焼き
材料:2人分
- 生鮭…2切れ(1切れを3等分程度に切る)
- 塩・コショウ…少々
- 小麦粉…少々
- 玉ネギ…1/2個
- [A]
- 酒…大さじ1
- みりん…大さじ1
- 醬油…大さじ1
- おろしショウガ…小さじ1
- 小ネギ(小口切り)…少々
- 白ゴマ…少々
- ゴマ油…小さじ2
作り方
- 鮭は軽く塩・コショウをしてからキッチンペーパーに挟んで臭みを取る。小麦粉を全体にまぶす。
- 玉ネギは、鬼おろし器やすりおろし器でおろす。ボウルで調味料(A)と混ぜ合わせてタレを作る。
- フッ素樹脂加工のフライパンを熱し、ゴマ油をひき、1の鮭を中弱火で焦げないように両面に焼き目がつくまで焼く。2のタレを加えて絡めながら少し煮詰める。
- 器に3の1人分を盛り、小ネギ、白ゴマを振る。
ポイント
栄養ポイントはココ!
鮭は抗酸化作用が強いアスタキサンチンが豊富。さらにすりおろした玉ネギやショウガには、加熱すると血流を促す成分に変化する栄養素が。高い抗酸化力&血行促進の相乗効果で、疲労回復にもgoodな一品ですね。by管理栄養士 河村玲子さん