沢口愛華、ピラティスを始めて感じたカラダの変化。
タレント、女優としても活躍中のグラビアアイドル、沢口愛華さん。実は運動は苦手と語る沢口さんが継続的に続けているのがピラティス。続けて1年が経ち、姿勢や筋力はもちろん、仕事にも良い変化を感じているという。カラダと心の日々のケアについて教えてもらった。
取材・文/重信 綾 撮影/森山将人 スタイリスト/佐藤奈津美 ヘア&メイク/田村直子 エクササイズ指導/菅原順二 題字/師岡とおる
初出『Tarzan』No.885・2024年8月1日発売
ピラティスで姿勢も筋力も変わった。
「実は、カラダを動かすことがあまり得意ではなくて…」と意外な事実を教えてくれた、ヘルシーボディの持ち主である沢口愛華さん。唯一続けている運動が、撮影でも披露してくれたピラティスだ。
「もともと股関節が丈夫じゃなくて。長時間走るとか負担をかけることをやらないよう、かばって生きてきたら、柔軟性がなくなって硬くなってしまったんです。そんな時に、Instagramでピラティスをしている人を見て、体験教室に行ったら楽しくて、今も通っています。
マシンピラティスなので、筋力のなさをサポートしてくれるから難しいポーズにも挑戦したりして。特に好きなのはジャックナイフ! 重力に逆らっている感じが楽しくて。
1年以上通っていますけど、もともと猫背で反り腰っぽかった姿勢がよくなっていたり、上がっていた肩が正しい位置に戻ったり。
足裏の筋肉の使い方がわかってきたことで、コンプレックスだった前腿の張りが柔らかくなったし、腰まわりの筋肉がちゃんとついて、悩みだった股関節の痛みも軽減されました。あと、10秒が限界だったプランクも、30秒できるようになったんですよ!」
編み物をすると心が安定する。
ピラティス以外にやっているケアは、いたってシンプル。
「できるだけ歩く時間を増やしたり、お風呂上がりに柔軟をしたり。読書やアニメを見るなど、長時間同じ体勢でいた後は肩甲骨を回します。すごく意識が高い時だけ筋膜ローラーも(笑)。むくみやすい脚やお腹のケアに使っています。
心の癒やしは、編み物です。昔、母親に教わってから趣味になっていて、アニメを見たりとか、何かしながら編んでいます。
同じ動作を繰り返したり、どんどん出来上がっていく様子を見ることで気持ちが安定するんです。最近はアイマスクを作りました。編み図も自分で作るので、図工している感覚で楽しいです」
筋力をつけながら柔らかさやしなやかさを大事にしていきたい。
「グラビアの現場を長く続けたい」という沢口さんの目指す、理想のカラダとは。
「グラビアの現場は長くやっていきたいと思っているので、常に誌面に出られるカラダにはしていたいですね。グラビアの体勢を取るのって、実は、結構大変で。
それができるように筋力はつけつつも、柔らかさやしなやかさみたいなものも大事にしていけたらいいなと思っています。でも、ピラティスを始めてから、大変な姿勢をキープできる時間が長くなりました。
ちなみに、好きなパーツは肩。意外と褒められることが多いので。ただ、これまでに私の肩が好きだと言ってくださるファンの方はいないんですけどね(笑)。いつか現れる時を待ちたいと思います」