心も整う“必殺ストレッチ”。デビー・パンさんのワールド・グレイテスト・ストレッチ
筋トレやヨガの要素も含んだ、最強ストレッチ「ワールド・グレイテスト・ストレッチ」だが、目的が違えば、内容も変わってくる。すなわち、人の数だけ、ワールド・グレイテスト・ストレッチはある。性別も職業も異なる14人に、「なぜ」「どうやって」カラダをほぐしているのか教えてもらった。今回は、クリエイティブディレクター、デビー・パンさんのグレーティストストレッチ。
編集・取材・文/宮田恵一郎 取材・文/岡島みのり イラストレーション/伊藤健介
初出『Tarzan』No.882・2024年6月20日発売
ワールド・グレイテスト・ストレッチとは?
全身の主要な筋肉を伸ばし、筋トレやヨガの要素も全部入りの欲張りエクササイズ。
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デビー・パンさん
教えてくれた人
クリエイティブディレクター。1994年生まれ。2019年にニューヨークから拠点を東京に移す。外資系スポーツメーカーのアートディレクターを経て、現在はフリーランスとして活動中。
心地よい空気と音楽に触れて自分のカラダと向き合う時間
青空の下で行ったり、お香を焚いたり、瞑想も取り入れたり、音楽を聴いたり、と五感を刺激するヨガの要素を組み合わせるのがデビー・パンさん流。
「カラダをほぐす一般的なストレッチが、心も整う“必殺ストレッチ”に変わります。特に音楽は欠かせない! 最近はティナーシェやニュージーンズを聴きながら気分を上げる。習慣化するために、楽しむ気持ちも大事にしています」
ヨガの「戦士のポーズ」&肩甲骨をほぐす(左右各30秒×3セット)
左足を大きく前に出し、後ろ足先を斜め45度外に向け、足裏全体を床につける。前膝が90度になるように踏み込み、反り腰にならないように尾骨を真下に向け、骨盤が床と垂直になるように意識するヨガの「戦士のポーズ」を取り、アキレス腱を伸ばす。同時に、胸を張り、腕を肩の位置に上げて、肩甲骨をほぐす。