「長年の悩みだった便秘が今ではスッキリ解消」大山加奈さんと腸活
現役時代には便秘に悩まされていたという元バレーボール日本代表で、スポーツ解説者の大山加奈さん。現在大山さんが行っている腸活&運動についての習慣を伺いました。
取材・文/中野慧 撮影/中島慶子 スタイリスト/中村さよこ ヘア&メイク/hijiri
初出『Tarzan』No.864・2023年9月7日発売
便秘がつらいことを言い出せなかった現役時代
引退後の2021年に双子を出産、愛犬とともに生活している大山加奈さん。しかし実は長年、“お腹の悩み”に苦しめられてきた。
「アスリートに限らず多くの女性がそうだと思うんですが、便秘がずっと悩みでした。お腹が張っていたりカラダが重たかったりして、現役時代はコンディション調整にも苦労していたんです。
だけど1年前から整腸ドリンクの《マイ・フローラ》を毎日飲むようになってからは、お腹の調子が本当に良くなりました。毎日出ると、こんなにポジティブになれるんだなぁと思って」
野菜を植物乳酸菌で発酵させた腸活ドリンク《マイ・フローラ》(野村乳業)
大山さんの場合、在宅時はドリンクタイプを飲み、出張などの際は錠剤タイプを活用している。使い分けができるのも魅力だ。WEBサイト
大山さんといえばスレンダーな長身で知られるが、幼少期の食生活はどんなものだったのだろう。
「発酵食品は昔からよく食べていました。それと私は体質的に牛乳が合うみたいで1Lを一人で飲んだり、おやつに茹で卵とチーズもよく食べていました。特にスポーツをやってる子にとって、補食で栄養を補うことは大事かもしれないですね」
現役引退後もトレーニングは続けているのだろうか。
「フォームローラーやストレッチポールでケアをするぐらいで、トレーニングは全然やってなくて(笑)。
その代わり、愛犬の散歩を積極的に行くようにしています。1回1時間ほどは歩くので、夫が休みの日は、朝・夕の2回、合計2時間散歩に行きます。最近は、双子もベビーカーに乗って一緒に行ったり! 双子用ベビーカーって16kgくらいあって、散歩もすごくいい運動になります」
運動はカジュアルに、時には自己開示も大切に
生活の中にカジュアルに運動を組み込むのが大山さん流だ。最近ではスポーツ界全体を改善するための提言も各メディア上で行っている。
「最近になりようやく月経の問題も取り上げられるようになりましたが、私の現役時の女子スポーツ界は“我慢して当たり前”、“弱音は吐かない”という風潮。便秘に悩んでいたことも言えなかった。
でも恥ずかしいことでは決してないし、自己開示も大事。私は運よくオリンピックまで出られましたが、トップを目指し続けたものの心やカラダを壊して続けられなかった子もたくさんいます。
本来、人生を豊かなものにしてくれるのがスポーツのはず。何よりも大事なのは心とカラダの健康、ということは伝えていきたいですね」