北海道で着想を得て開発。スウェーデンで広がるカラフルなスノーブーツ

北欧で受け入れられた鮮やかなブーツ

春が本格的に訪れるまで北欧の楽しみは最北の大地、ラップランドの雪の中にある。そこではハイスペックなスノーギアが必須となるが、これまでは機能を優先するブランドが多かった。

そこでファッション性に優れたモノを求め、スウェーデンの若者2人が2019年にスノーブーツブランドを立ち上げた。それが〈FUBUKI〉だ。

名称が「吹雪」なのはインスピレーションを北海道で得たことによる。世界中のスキーヤーが羨望の眼差しを送る彼の地のショップで出合ったスノーブーツがカラフルで軽量だったことに衝撃を受けたのだという。

そしてアイデアを持ち帰り、ラップランドの厳しい気候にも耐える防寒機能をプラス。それまで退屈だった足元に変化をもたらした挑戦は見事に受け入れられ、今では13か国で扱われるまでに。

ストックホルムのような都市でも多くの人が愛用中だ。