「脚とお尻」をきれいにシェイプするための6つのQ&A
発売中のTarzan特別編集の女性向けムックから、「美脚&ヒップ」を手に入れるためのQ&Aをお届け! エクササイズを始める前に、ラインが崩れてしまう理由と対策を知っておきましょう!
取材・文/石飛カノ 撮影/小川朋央 スタイリング/高島聖子 ヘア&メイク/大谷亮治 監修/<a href="/tags/shinji_sakazume/">坂詰真二</a>(スポーツ&サイエンス)
(『30日でキレイをつくる 美脚&ヒップ くびれ&バスト 新装版』掲載)
目次
Q1. ヒップラインが崩れてくる原因は?
ぷりんと上がったヒップラインがいつの間にか下垂気味。大手下着メーカーの造語では、二の腕同様たるみやすいのが、お尻と太ももの境目の“二の尻”部分。
ここがたるむと下着をつけたとき、お尻が二段に分かれてしまうという悲惨なことに。原因はズバリ加齢と運動不足によるお尻の筋肉の衰え。筋肉の支えがなくなって、さらに“二の尻”部分に脂肪がたっぷりついてしまうと、あっという間にお尻は下垂するんです。
Q2. 下半身痩せと上半身痩せ、どっちが成功しやすい?
ボディラインが崩れる最大の原因は、筋肉が衰えることにつきます。20代をピークにして何も努力しなければ、筋肉は確実に衰えていきます。なかでも、もともと上半身に比べて筋肉のボリュームが大きい下半身は、とくに衰えが目立ちやすい部位。
ということは、裏を返せば確実に効くエクササイズを取り入れて必要な筋肉をキープすれば、美しいボディラインは復活します。実践すれば下半身痩せの効果は劇的に表れるということ。
Q3. 下半身を重点的に鍛えたら、もっと太くならない?
走ると太ももが太くなりそう。ダンベルエクササイズしたら腕がムキムキになりそう。それと同じようにヒップとレッグの筋肉を鍛えるエクササイズをしたら、逆に下半身ががっちり太くならない?
そんな心配を抱いている女子、少なくないかもしれません。でも心配ご無用。ホルモンの関係で、男性に比べて女性は筋肉がつきにくく、マシンを使ったエクササイズで死ぬほど鍛えない限り、ムキムキになどなりません。安心してトライを。
Q4. お尻や脚のラインは下着で矯正できない?
ボディスーツやガードルなどのアンダーウェア、圧縮力の高いタイツなどでも、もちろんヒップやレッグの矯正はできます。ただ、あくまで外側から一時的に圧迫したり余分な脂肪を引っ張り上げたりするだけなので、下着を脱げば元のボディラインに逆戻り。
ヒップやレッグのラインを維持する筋肉は、いってみれば自前の矯正下着でありタイツのようなもの。一度手に入れてキープし続ければ、いつ何時でも理想のラインが保てます。
Q5. 脚のむくみにエクササイズは効くの?
女性にとって美脚の大敵となるのが、脚のむくみ。特に立ち仕事についている人は、夕方に脚がパンパンに張ってしまうこともありますね。脚のむくみの原因のひとつは、必要十分な筋肉がついていないこと。
心臓から遠い位置にある脚の静脈血やリンパ液は、脚の筋肉が収縮することで押し流され心臓に戻っていきます。ところが十分な筋肉がないと、重力に逆らって血液を押し戻すことができず、脚がむくんでしまうというわけ。やはり筋肉、大事です。
Q6. 靴や歩き方は脚のラインに影響する?
チョコチョコ小股で歩いている人は膝が曲がっていたり、猫背になっていることがしばしば。こうなると到底美しいレッグラインには見えません。お尻の筋肉もほとんど使われないので、ヒップラインの崩れにもつながってしまいます。
脚を美しく見せるにはフラットシューズより5〜7cm程度の適度にヒールのある靴。重心を常に後ろに引っ張り戻すことで脚の筋肉が自動的に鍛えられます。できるだけ大きな歩幅で歩けば、より効果がありますよ。
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