発酵性食物繊維1日分が摂れるレシピ「スーパー大麦のミートドリア風」
スーパー大麦はオーストラリア政府が10年かけて開発、《バーリーマックス》という名称で5年ほど前に日本に上陸した。管理栄養士、フードプランナーの岸村康代さんに、そのスゴさと簡単レシピを教えてもらった。
取材・文/黒田 創 撮影/小川朋央 監修/岸村康代(管理栄養士、フードプランナー)
初出『Tarzan』No.817・2021年8月26日発売
スーパー大麦のここがスゴい!
「新種の機能性大麦が使われていて、大麦の中でも特に発酵性食物繊維のβ―グルカンやフルクタン、さらにはレジスタントスターチが豊富な食材です。
分子の小さなフルクタンやβ―グルカンは腸の中ほどでエサになり、水溶性と不溶性両方の性質を持つレジスタントスターチは腸の奥でエサになります。腸全体に善玉菌のエサを届かせるため、腸内環境の改善が期待できます」(管理栄養士、フードプランナーの岸村康代さん )
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おすすめのミートソース缶レシピ
玄米や白米と一緒に炊いてもいいし、あらかじめ玄米と混ぜ込んであるレトルトタイプもある。岸村さんのおすすめはミートソース缶を活用したレシピ。レンジで加熱すればミートドリア風に早変わり。
「時間は少しかかりますが、料理初心者でも手軽にできるのがポイント。1食でかなり満腹になりますよ」
スーパー大麦と半熟たまごのミートドリア風
材料
- スーパー大麦…60g
- 水…150ml
- ミートソース缶…50g
- 卵…1個
- 乾燥パセリ、粉チーズ(好みで)…適量
作り方
- スーパー大麦と水を少し大きめの耐熱容器に入れて軽くラップをして600Wの電子レンジに6分かけ、一旦混ぜ合わせる。再度軽くラップをしてさらに6分かける。
- 1にミートソースを混ぜ合わせ、グラタン皿等の耐熱容器に入れて卵を割り入れ、トースターで5分ほど、卵が半熟状に火が通るまで加熱する。
- 好みで、乾燥パセリと粉チーズをかけていただく。
- 好みでツナやサラダチキンをプラスしたり、ピザ用チーズを乗せて焼いても。
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