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強さは眠っている間につくられる。格闘家・武尊が突き詰めた最高の睡眠環境。

去る4月29日、激闘の末、劇的な勝利で有終の美を飾り、引退を表明した格闘家・武尊。51戦46勝28KO。歴戦のキャリアを支えてきたのは、過酷なトレーニングだけではない。削られたカラダをいかに回復させるか、その鍵は睡眠にあった。

text, interview: Takuryu Yamada edit: Yuka Matsumoto photo: Hiromichi Uchida

教えてくれた人

武尊(たける)/格闘家。1991年生まれ、鳥取県出身。元K-1 WORLD GPスーパーバンタム級、フェザー級、スーパーフェザー級王者。K-1史上初の3階級制覇を達成。2026年4月29日、「ONE SAMURAI 1」でロッタン・ジットムアンノンにTKO勝利し、現役引退を表明。

睡眠にもエネルギーが必要。

試合までのトレーニング、コンディションのピーキング、当日のフィジカル、メンタル、ストラテジー。そのすべては、良質な睡眠があってこそ成り立つ。格闘家にとって睡眠は、単なる休息ではなく、カラダを修復し、翌日のパフォーマンスにつなげるための回復手段なのだ。

武尊もまた、睡眠には人一倍こだわりを持ち続けてきた。

自宅の寝室は、生活スペースとは別のフロアに設けている。寝室には余計なものを置かない。そこは、ただ眠るためだけの部屋。心身を休めるための環境づくりから、すでに睡眠は始まっている。

「アスリートにとって睡眠は本当に大事です。練習で追い込んだカラダを回復させるのも睡眠ですし、試合に向けてコンディションを整えるのも睡眠。なので、昔から睡眠の質を上げるためなら、できることは全部やりたいと思っていました」

試合前夜は意外としっかり眠れることが多かったという。一方で、眠りに苦労したのは試合前夜よりもむしろその前の期間だった。計量日まで続く緊張感や、減量によるエネルギー不足によって、なかなか寝つけない日が続くこともあった。減量中は食事量が減るため、睡眠に必要なエネルギーまで不足しやすく、スムーズに眠りへ入れなくなることもあったという。

(C) ONE Champioship

「減量中は寝る前に少し蜂蜜を摂ることもあります。エネルギーを補うと眠りに入りやすくなるので。あと、激しいトレーニングのあとはカラダが興奮して逆に寝つきが悪くなることがあるので、夜はなるべく運動を入れず、練習も昼のうちに終わらせるようにしています。しっかりクールダウンした状態で夜を迎えることが大事だと思っています」

格闘家・武尊が実践するこだわりの睡眠法。

武尊の睡眠ルーティンは、徹底している。

寝る1時間前には湯船に浸かり、しっかりとカラダを温める。必要に応じて、GABAやテアニンなどのサプリメントを摂り、ベッドに入ってからは瞑想をする。

「瞑想で『無』になるのは仙人の境地です。トレーナーに言われたのは、『無』になることより、ひとつのことに集中すること。たとえば、自分が好きな場所に行っていることをイメージしたり、その風景だけに集中したり。あとは、カラダを流れる血液に意識を向けて、その血流が全身をスキャンしていくような感覚を持つ。そうやってひとつのことを考えていると、余計なことを考えなくなるんです」

一方で、武尊の睡眠を難しくしていたのは、メンタルや減量だけではなかった。

長年カラダを酷使してきた蓄積で、首にはヘルニアがある。腰にも腰椎すべり症を抱えている。仰向けに寝ることが難しく、横向きで眠ることが多い。足枕を使い、脚を少し上げて寝るなど、自分なりに工夫も重ねてきた。

《ヒツジのいらない枕®-調律-》は首や肩のラインにしっかりフィットする形状なので、自然なS字カーブを描き、立った時と同じ理想的な姿勢をキープできる。首の下に隙間ができてしまうと、頭部と背中だけで体重を支えることになり、浮いた首の筋肉は緊張し続け、寝ている間もずっと「力仕事」をしている状態になってしまう。

隙間のないフィット感は、接地面積を広げることにつながる。頭だけを点で支えるような枕だと、後頭部や特定の骨に圧力が集中してしまう。首や肩のラインにピタッと沿うことで、頭から首、肩にかけての広い範囲にバランスよく体重(体圧)を分散。これにより、局所的な血管の圧迫が減り、血流がスムーズに。それは寝返りをうった時にもしっかりキープされる。

「首や肩、腰まわりは、コンディションに直結します。寝具が合わないと、寝ているはずなのにカラダが休まらない。だから、自分に合うものをずっと探していました。家には十数個の枕があって、使わなくなった枕もたくさんあります」

いわば、武尊もまた枕難民だった。

「安眠」への徹底的なこだわり。

睡眠の質を高めるために、武尊は寝室環境にも徹底してこだわってきた。

喘息があるため、エアコンの風が苦手。そこで、寝室には風を起こさずに室温を整える空調システムを導入している。夏は洞窟のように涼しく、冬は乾燥しすぎずに部屋全体が暖かい。

そして、最後までこだわり続けたのが寝具だった。

そこで出会ったのが、《ヒツジのいらない枕®-調律-》と《ヒツジのいらないマットレス®-SLEEPER-》。

「初めて使ったときは、寝た瞬間に背中や腰への圧がすっと抜けるような感覚がありました。これまで使っていた寝具と比べても、カラダへの負担が和らいだように感じましたし、そのおかげで自然と眠りに入りやすくなった印象があります。全体的に寝る体勢が以前よりも楽になって、無理のない状態で休めている感覚があります」

《ヒツジのいらない枕®-調律-》は、高さを調整できるモデル。首や肩の状態、寝姿勢に合わせて、自分に合う高さを探しやすい。TPE素材による独特の弾力と、三角格子構造による圧力分散が特徴だ。

通気性の高さも、武尊にとっては大きかった。

「熱がたまりにくい感じはあります。頭がムレにくいというか、脳みそがすっきりするような感覚があります。枕って、ちょっとした違和感があるだけでも気になってしまうんですけど、これは余計なストレスが少ない感じがしました」

「今回使わせていただいた新商品の《-和み-》は、自分が使っているものよりも圧倒的に空気の抜ける感じが違います。熱がこもる心配もさらに軽減されていますし、しっかりと支えられているのに柔らかさが増して、かなり寝心地がいいですね」。

《ヒツジのいらないマットレス®-SLEEPER-》は、いま使っているマットレスの上に重ねるだけで使えるトッパータイプ。枕が三角格子構造で頭部を支えるのに対し、マットレスはより広い範囲でカラダの圧力を受け止めるため、四方格子構造を採用している。

「マットレスは、重力が分散されているような感覚があります。沈み込みがあって包まれている感じもあるのに、格子構造がしっかりカラダを支えてくれる。それでいて通気性があるので、不思議な感覚ですね。無重力みたいな感じがあります」

現役引退後はトレーニング量が減り、肩の張りも軽くなったことで、カラダ全体の負担は以前より和らいだという。それでも睡眠の重要性は変わらない。翌日のコンディションをつくる時間として、睡眠はこれからも欠かせない土台であり続ける。武尊の強さは、日々のトレーニングだけでなく、眠っている間にも確かにつくられていた。

Information1

新発売の《ヒツジのいらない枕®-和み-》は、TPE素材を改良し、従来よりも柔軟性を高めた新モデル。17,800円

側部の帯部分と下部の設置面に空間を設けることで、通気性もさらに向上している。ラウンド型のフォルムは抱きかかえやすく、うつ伏せで眠る人にも使いやすい仕様。《-至極-》と《-極柔-》の中間にあたる、これまでになかった高さも特徴。

驚くほど柔らかいTPE(熱可塑性エラストマー)素材と三角格子構造を組み合わせることで、広範囲の圧力分散効果を可能にした。

Information 2

《ヒツジのいらないマットレス®-SLEEPER-》は、枕の三角格子構造に対し、より広範囲の圧力分散と寝返りを想定した四方格子構造を採用。カラダをしっかり支えながら、圧を分散し、通気性にも配慮した設計になっている。シングル49,800円〜

現在使用しているベッドやマットレスに重ねるだけで使えるトッパータイプなので、既存の寝具を処分する必要もない。

TPE素材の柔らかさを最大限に活かす、専用のカバーも付属。

〈ヒツジのいらない暮らし方プロジェクト〉

〈ヒツジのいらない枕®〉が掲げる「人生の2/3も幸せに」という MISSION に、マガジンハウスの人気雑誌ブランド『 Tarzan 』『 Hanako 』の2ブランドが共鳴し、発足したプロジェクト。年間を通して、『 Tarzan 』『 Hanako 』それぞれから、〈ヒツジのいらない枕®〉で眠りがよりよくなるとどういった人生の豊かさが生まれるのかを、コンテンツとして発信していきます。