Tarzan Webが選ぶ、今週やりたいこと。|2026年3月2週目のWeekly Watch List

〈KEEN〉のシューズで走るトレイルランニングイベント、「ミラノ・コルティナ冬季パラリンピック」開幕、本とアートの複合スペース「NONLECTURE books/arts」新オープンなど、今週気になるウェルネス・スポーツ情報を、編集部が5つ紹介します!

編集・文/林 暖茄

3/9(月)|冬にだけ現れる“幻の村”でウィンターアクティビティ納め。

北海道・大雪山国立公園の然別湖が完全に結氷する時期にだけ現れる、氷と雪の村「然別湖コタン」。雪が溶けたら姿も形もなくなってしまうこの村は、まさに冬の間だけの幻。今シーズンは3月15日(日)までのオープンなので、今週が最後のチャンスだ。スノーモービルやスノーラフティング、スノーシューハイクといった豊富なウィンターアクティビティのほか、源泉からパイプラインで運ぶ温泉「氷上露天風呂」、透明度の高い巨大な天然氷の中で楽しむ「アイスバー」など、楽しい催しも豊富。どれも、また次の冬まで出会うことのできない景色。本州ではすっかり春が訪れ、花粉に悩まされる日々。ふと冬景色が名残惜しくなったら、衝動のままに週末は北海道へ、というのもいいかもしれない。

 

3/10(火)|冬季最多の日本人出場・パラ五輪2026に注目。

2月22日(日)に幕を閉じた「ミラノ・コルティナ冬季オリンピック」に続き、3月6日(金)から開幕する「ミラノ・コルティナ冬季パラリンピック」。パラリンピックとはご存知の通り、障がいのあるアスリートが出場する、世界最高峰の国際総合スポーツ大会のひとつ。アルペンスキー、クロスカントリースキー、スノーボード、アイスホッケーなど、全6種の競技が行われる今大会では、海外開催の冬季パラ五輪で過去最多となる、44人の日本人選手が出場予定だ。アルペンスキーの前回銅メダル・森井大輝選手や、ノルディックスキー距離男子立位の前回金メダル・川除大輝選手をはじめ注目選手も多く、メダル獲得に期待が高まる。大会の様子はNHKにてテレビ放送が行われる予定。世界の舞台で戦う日本選手を応援しよう。

 

3/11(水)|3連休の楽しみに、〈KEEN〉のシューズで走るトレイルランニングを。

アウトドアシューズでお馴染みの〈KEEN〉から、トレイルランニングカテゴリーが新たに登場したのはもうご存知だろうか? 昨年夏に先行発売した、高耐久性と快適性に優れたモデル《SEEK》の好評を受け、先月新たに、グラベル・ダート・ロードまでマルチに対応する新モデル《ROAM》が発売。これらを実際に体験できるランイベントが、鎌倉の〈WITH KAMAKURA〉で開催決定! 期間は3月20日(金)〜3月22日 (日)までの3日間、コースは自分のレベルにあわせて4パターンから選べる。まずは、座学で基礎知識と注意点を学んでからスタートできる、入門者向けの3kmコース。続いて、会場の〈WITH KAMAKURA〉から源氏山公園まで、自然の中を往復する6kmコースだ。初中級者におすすめなのは、講師ランナーにトレイルランニングの悩みを相談できる「スキルアップ講座」。講座の後は、100分程度のランを予定。最後に、レベルを問わず誰でも参加できる「FREE TRY ON」。このコースのみ予約が不要で、一人でも、友人や家族とでも、好みのペースで自由な距離を試走することができる。外で身体を動かしたくなるこの季節、次の連休は新しいシューズで山を走るのはどうだろう。

 

3/13(金)|〈Goldwin〉が参加する、本とアートの複合スペースが渋谷に誕生。

東京・渋谷に3月13日(金)、本とアートの複合スペース「NONLECTURE books/arts」が新オープン。複合スペースという名の通り、ここに並ぶのは、書籍、アート、展示、イベント、プロダクトといった領域を横断した物事。その空間を回遊する中で、偶発的な出会いや解釈の揺らぎを体験してもらいたいという思いで構想された。中でもユニークなのは、アウトドアメーカー〈Goldwin〉がプロジェクトに参加し、常設展示と書棚を設置していること。一見関わりが薄いようにも思えるアウトドアとアートだけれど、〈Goldwin〉が掲げる、衣服を人間と自然が一体化するための装置として捉える視座は、本とアートを通じて思考を往復させる「NONLECTURE books/arts」の姿勢と重なるところがある。他にも、施設内にはカフェバーが併設され、コーヒーやナチュラルワインが楽しめるので、普段は本を読まないという人も、気軽に遊びに行ってみてほしい。

 

3/14(土)|睡眠にまつわるウェルビーイングを再考してみる。

雑誌『ユリイカ』3月号の特集は「眠いーなぜこんなにも眠いのかー」。会社や学校で居眠りをしてはいけないといわれるように、社会生活を送る上ではしばしば倦厭され、どこか凝り固まったルールの中にある「眠気」。この特集は、そんな「眠気」にむしろ深く潜り込み、没頭してみることで、眠りにまつわる規範や常識を肯定的に捉え直していくことができるのでは?という新たな切り口を提示してくれる。「居眠りという文化について」「スリープテックとライフハックのゆくえ――眠気はどこにゆくのか」など、より身近で身の回りの物事とも接続するテーマから、「眠気の社会性」「終身と就寝」「異星からの帰還」といったどこか哲学的な問いまで、テーマ設定も幅広い。自分の関心がある分野だけでなく、それまでは触れてこなかったジャンルからも同じテーマを深掘りできるのが、雑誌の面白いところ。健康のための睡眠管理とはどこか逆行するような部分があるかもしれないけれど、そうして再考してみる時間も含めて楽しみたい特集だ。