〈ザムスト〉のオーダーメイドインソールで身体を整えよう! 3D足型計測器《MyFootcraft》を宮市亮が体験。

スポーツはもちろん、歩く・走るといった日常動作においてもインソールの力は大きい。なかでもオーダーメイドの《フットクラフトカスタム》が私たちに欠かせない理由とは?

取材・文/河合萌花 撮影/小川朋央

初出『Tarzan』No.910・2025年9月11日発売

体験した人

宮市亮(みやいち・りょう)/1992年生まれ、愛知県出身。サッカー選手。元日本代表。海外を経て、現在は横浜F・マリノスでプレー。

スポーツ用サポート・ケア用品ブランドの〈ザムスト〉といえば、足や腰のサポーターが思い浮かぶ人が多いかもしれない。そんな〈ザムスト〉がインソールに着目したきっかけは「さまざまなアスリートと接するなかで、足元に問題を抱えている方が多いと気がついたこと」。

そう語る商品企画開発部の吉田章吾さんは「カラダを支える足元が整っていないと、全体のバランスが崩れてしまって、さまざまな障害が発生してしまうんです」と現代人の歪みを危惧する。

競技の特性に沿ったレディメイド(既製品)に、昨年からオーダーメイドの《フットクラフトカスタム》も加えて、より多くの人の足元をサポートしているのだ。また、自身の足の状態を可視化できる3D足型計測器《MyFootcraft》も導入した。

インソールを開発するうえで、ベースとしている理論が「ウィンドラスメカニズム」。吉田さんによると「爪先が上がることによって足底腱膜が巻き上げられるように引っ張られ、足裏のアーチが高くなる“ウィンドラスメカニズム”は、足が本来持つ自然な動き。この動きをインソールによって再現することで、自然な履き心地を維持しながら、しっかりと機能を発揮することができると考えています。あくまで本来の動きをサポートするためであって、形や動きを矯正するものではないんです」と、その特徴を教えてくれた。

実際には両足がぴったり同じサイズ・形の人は「体感的にとても少ない」そうで、だからこそ左右の足それぞれを理想の状態に導く《フットクラフトカスタム》の出番がやってくる。

「運動をする方に限らず、例えば立ち仕事が多い方や通勤で歩く方にも、ぜひ使っていただきたい」と、吉田さん。確かに日常の歩く・立つ場面においても、足には常に多くの負荷がかかっている。だからこそ《フットクラフトカスタム》で本来の動きをサポートすることが、明日のパフォーマンスを大きく変えてくれるのだ。

Jリーガー・宮市亮選手が、3D足型計測器《MyFootcraft》を体験!

〈ザムスト〉が展開する「ザムスト フットクラフトアスリートサポートプロジェクト」の一環として開催した体験型のイベントに登壇したのは、サッカー元日本代表の宮市亮選手。数年前の怪我をきっかけに、〈ザムスト〉のインソールを使うようになったそう。イベントではたくさんのサポーターと触れ合い、笑顔を見せると、最後には「〈ザムスト〉のインソールは、使い始めた瞬間からすぐに効果を感じられました。グリップ力も備わることで、シューズの中での滑りも防ぐことができて、安定したプレーに役立っています! 」と満足度を語った。

足型を360度スキャン。カラダの特徴を可視化。

3D足型計測スキャナでは、靴下を脱ぐことなく、短時間で足長、足幅、アーチ高、アライメントなどを網羅し、左右差などの自覚しにくい特徴も“見える化”。データをもとに、最適な製品を導く。

わずか10分で完成するオーダーメイドインソール。

Footcraft CUSTOMは、足の分析からシューズに合わせるまで4ステップで完了。温めたインソールを専用マットに置き「ウィンドラスメカニズム」の状態を再現することで、インソールが完成する。

Footcraft CUSTOMの構造。

Footcraft CUSTOMは、多層構造を持ち、反発性とクッション性を兼ね備え、適度な柔軟性でアーチをサポートする。

Information

Footcraft

READY-MADE/左から順にSTANDARD CUSHION+、FOOTBALL STYLE、AGILITY GRIP

ORDER-MADE /左から順に、BALANCE、CONTROL、IMPACT

足の分析からシューズに合わせるまで、工程は4ステップ。わずか10分で、世界に一つだけのインソールが完成する。現在、全国のスポーツ量販店など約450店舗において作製が可能。

 

問い合わせ先:ザムスト TEL 0800-222-7122