庭園で涼を楽しむ、〈ホテル椿山荘東京〉の雲海スプラッシュ。
夏の美しき涼景を〈ホテル椿山荘東京〉で。期間限定の庭園演出をご紹介。
取材・文/河合萌花 撮影/小川朋央
初出『Tarzan』No.906・2025年7月3日発売

暑い夏でも、庭園に赴くと少し涼しく感じる。そんな日本らしいくつろぎに、さらなる“涼”を加えたのが〈ホテル椿山荘東京〉の『雲海スプラッシュ』だ。
24年から始まった『雲海スプラッシュ』は、庭園内の五丈滝前に設置されたノズルから、勢いよくミストが真上に噴き上がる、夏限定の庭園演出。「せっかくなら少しでも涼しくなってほしい」という思いと、一方で「かねてからの庭園の雰囲気を気に入ってくださるお客さまのことも大事にしたい」という計らいから、まるで五丈滝から水しぶきが上がったかのような景観をつくり出した。

通年行われている霧の演出『東京雲海』が合わさると、周囲は霞み、幻想的な庭園風景に。時間帯や天候によっても、異なる風景が楽しめる。9月10日(水)までは、〈ロクシタン〉の《シトラスヴァーベナ》の香りを用いた演出も実施予定。
いざ体験すると、水しぶきが肌に当たり、水遊びの感覚に。スプラッシュエリアの近くで虹色の傘を借りれば、フォトジェニックな写真も撮ることができる。
晴れた日には、光の反射によって虹が現れることもあるとか。足を運ぶ楽しみがまた一段と増えそうだ。
ホテル椿山荘東京 雲海スプラッシュ
ホテルの敷地内に広がる雄大な庭園。『雲海スプラッシュ』は、7月1日(火)〜9月15日(月・祝)で実施。11:40、14:40、18:40、19:40、20:40、21:40の1日6回。WEBサイト