超高重量60kgダンベルにマニア向けまで?個性派ジムのダンベルたち。

都心で夜23時まで使える公共ジムから、伝説の器具“コシティ”を操る専門ジム、さらには猛者向け60kgダンベルまで。初心者も玄人も、今すぐ行きたくなる個性派ジムを一挙紹介!

取材・文/黒田 創 撮影/鳥羽田幹太

初出『Tarzan』No.903・2025年5月22日発売

個性派ダンベルジム

都心最強の公共ジム。ダンベル初心者にもオススメ。

東京体育館トレーニングルーム

JR千駄ケ谷駅から徒歩2分の好立地にあってビジター利用が可能。しかも平日は23時までオープンと、東京都心最強の公共ジムとして知られるこちら。

トレーニングルームは2つあり、フリーウェイト専用のルームBには2kg〜30kgのダンベルが計50個、有酸素&マシン専用のルームAにも軽めのダンベル10個が設けられている。

「バーベルと組み合わせる方が多いですね。プールなどのついでに、これからダンベルトレーニングを始めたい方にも◎」(広報担当・山田龍英さん)

東京体育館トレーニングルーム

東京体育館トレーニングルーム

渋谷区千駄ヶ谷1-17-1。大手フィットネスクラブ〈ティップネス〉が運営。都度料金700円(利用時間2時間30分)。9:00〜23:00(土曜22:00、日・祝21:00まで)。WEBサイト

コシティの神髄を学べる日本唯一のジム。

ダンデライオンジムネイジアム

アントニオ猪木が愛用してお馴染みになった、短いバットのような形状のミール(通称コシティ)。風変わりなダンベルともいえるこれを備えるのが川崎の〈ダンデライオンジムネイジアム〉だ。ダンベル数は、合計56個。

「ダンベルは直線的な動きで負荷をかけられます。コシティは同じ重さでも先端の方に重心があり扱いづらいですが、全身でバランスを取り、頭上で流線的な動きで回すことで、肩まわりの筋肉強化や、肩関節の柔軟性を高めたりするのに役立ちます」(トレーナー・田野耕平さん)。

ダンデライオンジムネイジアム

ダンデライオンジムネイジアム

川崎市多摩区枡形3-1-5-104。月額9,680円〜(入会金別。他プランあり)。コンディショニング&ファンクショナルの分野でユニークな指導を行う田野耕平さんが運営。WEBサイト

超高重量60kgダンベルを設置。ダンベルの猛者よ、ここに集え。

エニタイムフィットネス 新宿ワシントンホテル店

数多の24時間ジムの中でも、60kgのダンベルを置く店舗があることで知られるのが〈エニタイムフィットネス〉。オープンしたばかりの新宿ワシントンホテル店もその一つ。ダンベル数は、合計100個。ずらりと並ぶダンベルラックは壮観の一言だ。

「自分も筋トレ好きで、通いたくなるジムを作りたくて夢の60kgダンベルを導入しました。この重さを扱えるスタッフが自分を含めて2人サポートしますので、我こそはと思う方はぜひ挑戦を!」(マネージャー・大城弘樹さん)。

エニタイムフィットネス 新宿ワシントンホテル店

エニタイムフィットネス 新宿ワシントンホテル店

新宿区西新宿3-2-9 新宿ワシントンホテルB1。2025年2月オープン。24時間営業(スタッフ滞在11:00〜20:00)、月額料金9,350円(初期費用等詳細はweb参照)。WEBサイト