〈ルルレモン〉を代表するヨガパンツが10周年を迎え、新たに《Align No Line™︎ パンツ》が登場！

ヨガウェアに革命をもたらした《Align™︎ パンツ》とは？

唯一無二の柔らかさと常識を覆すストレッチ性。〈ルルレモン〉の《Align™︎ パンツ》は2015年にヨガレギンスとして発表されて以来「動きを妨げることなく、まるで何も着ていないかのような軽やかで自由な着用感」によって不動の人気を築いてきた。

10周年を記念するイベントのために、初代Align™︎ パンツを開発したアントニア・イアマルティーノが来日。《Align™︎ パンツ》の誕生秘話から他と一線を画す着用感の秘密、また、未来を見据えて生まれた新たなプロダクトについて話を聞いた。

「《Align™︎》の名前はヨガ用語の“アライメント”から。ポーズを行うために筋肉や骨を正しい位置に配置し、エネルギーの巡りやすい状態を作るための姿勢を意味するキーワードです。ヨガウェアのマーケットにおいて、ヨガを愛する人たちが新しい体験やフィーリングを得られるようなプロダクトを作りたかったので、ユーザーの多くのリクエストやフィードバックに基づいて開発しました。その根底にある哲学が“Science of Feel™︎”です。身につけた時の感覚がもたらす体験と、デザインやテクニカルな素材の設計を共存させること。そして見た目の美しさも重要ですよね。フィーリングと機能の両方を理解することが高いパフォーマンスに繋がるという考え方です」

ちなみに、《Align™︎》には大事な要素が二つあるという。

「一つめは、このために開発したNulu™︎という特別なニット素材です。しっとりとしなやかで肌触りも滑らか。体にぴったりとフィットする4方向のストレッチ性を持ちながら、決して締め付けることなく、形状記憶性もある。Nulu™︎という素材がアラインのユニークな構造を可能にしています。二つめはデザイン。パフォーマンスを落とさず美しい形を実現するために数多くのテストと改良を重ねました。立体的なヒップ部分のYラインは開発段階で12回ほど修正。ウエストバンドは、締め付けず食い込まず、快適にフィットするように。さらに機能的なポケットも搭載しています。レギンスというミニマルなアイテムだからこそ、一つ一つの細かいディテールが大切でした。シンプルだからこそ、多くのテクノロジーに満ちているのです」。

新たなプロダクト《Align No Line™︎ パンツ》

2005年に初代《 Align™︎ 》が誕生して以来、ジョガータイプやパラッツォパンツ、スカートドレス、さらにはタンクトップやスポーツブラなどの多彩なスタイルやシルエットへと拡大。そして、ディズニーやカナダオリンピックチームなどとのコラボレーション、スペシャルエディションなど、10年間でさまざまな進化を遂げてきた。

そして、今回新たに発表されたのが主軸となるAlign™︎ パンツのリニューアルだ。フロントシームを排した《Align No Line™︎》はユーザーからの要望を取り入れて誕生した画期的なプロダクト。たった一本、たかが縫い目、されど縫い目、なのだ。断然すっきりとした見た目、さらに滑らかな肌触りを実現させた。

「ヨガウェアに限らず、全てのパンツには機能的、構造的な理由からフロントに縫い目あります。長年のゲストからのフィードバックに応えるため、これを無くすことに成功しました。シームを無くしても同様のフィット感とパフォーマンスを保てるようにパターン自体を改良。具体的にはマチのベストな形状と位置を極め、パーフェクトなものを目指しました」。

スタイル的にも洗練された《Align No Line™︎》は、ヨガ以外の日常にも取り入れて欲しいと語る。

「私自身とても気に入って毎日着用しています。移動の時や旅行中も心地よく過ごすことができますし、一日家にいるときはダボダボのセーターに合わせるだけでかわいいし、デイリータスクを快適にサクサクこなせますよ。これからはさらにデザインも増えて、〈ルルレモン〉の新定番になっていくでしょう」。