ブルース・リー(武道)|ターザンのスクラップブック
真似しようとしても決して叶わない、独自のスタイルを持ったアスリートたち。色褪せない永遠のスタイルアイコンを日替わりで紹介します。
文/トロピカル松村 写真/アフロ
ブルース・リー(1940-1973)|香港
(武道)
本名はリー・ジャンファン。サンフランシスコの中華街で生まれた香港人の中国武術家で、俳優。截拳道を創始したマーシャルアーティスト。上海精武体育会香港分会にて北派少林拳の邵漢生に指導を受け、節拳(弾腿門)などを学ぶ。1953年13歳のときに、詠春拳の使い手である葉問(映画『イップ・マン』のモデルとなった人物)のもとで修業したが、喧嘩に詠春拳を使ってしまったため3年で破門。香港で8歳から子役として映画に出演していた経緯もあって、18歳で渡米し、アクション俳優となっていく。その後『燃えよドラゴン』『死亡遊戯』などの代表作が生まれた。ベンチ台に仰向けになり肩甲骨部分だけで身体全体を支え、まっすぐに保った身体を上下させる最高強度の腹筋トレーニングは彼が考案者とされ「ドラゴンフラッグ」と呼ばれている。