ヨガと気づき|vol.10

メルボルン出身・東京在住の人気イラストレーター、エイドリアン・ホーガンさんは、数年前にヨガを始めて以来、ライフスタイルが少しずつ変わってきたそう。ヨガが与えてくれるささやかな日々の気づきを、毎週コミックエッセイ形式で紹介します。

イラスト・文/エイドリアン・ホーガン


ヨガもいいけど、ピラティスのクラスにも通ってバランスを取るようにしています。何年も放っておいた腹筋が、いつも怒っているように感じるから。

クラスが始まり、筋肉が温まり始めると、突然、まるで雷に打たれて爆発し、火がついたように感じ始めます。この時点で私は、「どうしてこんなことを始めたんだろう」と自分の決断に疑問を持ち始める。

でも、クラスが終わる頃には「わあ! 今、すごく気分がいい!お腹がとても軽い!」と思う。そしてすぐに次の週のセッションを予約するのです。

先生のコメント

ピラティスとヨガはそもそも目的が全く違うものですが、近代ヨガは運動要素が多く入っているので、ピラティスと似ていると思っている方もいます。

スポーツとヨガをバランス良く取り入れるという意味では、同時にすることはいいことです。内面の精神的な変化や成長が目的だったり、怪我なく身体が自由に動かせるうちは自然にヨガだけでも良いかもしれません。

怪我や自病を持っていたり、器具のサポートが必要だったりするなら、ピラティスが良いかもしれません。内面と外面の違いを知って、目的を明確にして取り組むことが大切です。

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