「10年後の方が綺麗でありたい」。阿部なつきが続ける3つの習慣。
“令和の峰不二子”と話題のモデルでインフルエンサーの阿部なつきさん。彼女が10年後の綺麗のために続けている運動、食事、リフレッシュ方法について教えてもらった。
取材・文/河合萌花 撮影/大辻隆広 スタイリスト/伊藤信子 ヘア&メイク/加藤ゆい エクササイズ監修/菅原順二 題字/師岡とおる
初出『Tarzan』No.887・2024年9月12日発売
努力というより、なくてはならないもの。
抜群のくびれと、曲線美を描くしなやかなボディ。〝令和の峰不二子〟と話題のモデルでインフルエンサーの阿部なつきさんは、トレーニングや緻密に計算された食生活で、自分磨きを絶やさない。
この日の撮影テーマとなったピラティスは、阿部さんが週2回で取り入れる〝マイブーム〟。指導を受けながら、難度の高いポーズにも果敢にチャレンジした。
「私にとってカラダ作りは努力というより、なくてはならないもの。その中でピラティスは、じっくりカラダと向き合う時間。骨一本一本の動きを感じて、丁寧に整えていく感覚です。最近は、トレーニングをしていてもいい意味で筋肉痛を感じやすくなりました。
それでもまだまだって思うのは、自分の価値を高めたいから。ありがたいことにいろいろなお仕事をいただけるようになって、見てくださる方も増えたからこそ、できることはやっておきたいなと思っています。
最近はカラダを鍛えるだけではなく、口にするものも細かく意識するようになりました。お砂糖の代わりにマヌカハニーを使ったり、小麦粉を控えてリーキーガットを未然に防いだり」
次々に出てくる知識は、情報収集の賜物。仕事の合間を縫って、美腸鍼やスチームサウナへ出かけることもあるのだとか。
「やっぱりインフルエンサーとしてのプライドがあって、SNSで話題の商品や美容法は積極的に試すようにしています。ただ、体系立てられた知識を求めて本を開くことも多いです。両方のいいところを取り入れているかも」
10年後の方がきれいな私でありたい。
〝インフルエンサーのプライド〟と話すのは、阿部さんのブレイクしたきっかけがSNSにあるからこそ。一方で今後については?
「メディアにも広く出ていきたいです。地上波の番組はもちろん、雑誌も……『Tarzan』は前から出たいと言っていましたし、実はファッション誌もまたやりたくて。以前に出させていただいていたときは、ファッションページに一度も出られずに終わったんです。それが当時はやっぱり悔しかったから、いつか出てみたいな」
そんな忙しい日々の中で、息抜きをするタイミングは?
「リフレッシュは、自然の多い場所に行くこと。公園に行ったり、軽井沢や富士山の近くまで足を延ばしたりしています。よくチートデーを作るっていいますけど、今の私にはあまり必要なくて。
SNSやお仕事が心を満たしてくれますし、どちらかというと完璧を求めていきたい。理想としているのは、年を重ねてアップデートされる自分。10年後の方がきれいな私でありたいです」