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最先端のテクノロジーを使って肌内部から立て直す美容医療なら、一発逆転でたるみは消えるのか。どんな施術? どれほどの効果が? いくらかかるのか。今回は美容・医療ジャーナリストの海野由利子さんに、超音波治療の「ウルセラ」と「ソフウェーブ」を組み合わせた「ウルウェーブ®」について聞いた。
海野由利子(うみの・ゆりこ)/美容・医療ジャーナリスト。さまざまなメディアで美容全般、美容医療を中心に、婦人科、予防医療、抗加齢分野に至るまで幅広く取材を行っている。
「顔のたるみ問題の代表、深いほうれい線や口元のマリオネットライン、輪郭のもたつきなどがあると、若々しい印象から遠くなりますよね」
と美容・医療ジャーナリストの海野由利子さんは言う。たるむ理由は、紫外線など外的要因や加齢により、コラーゲン線維が劣化、脂肪量が減る、などさまざま。自力で励むのもいいがプロの手に委ねる方法もある。
「高額な治療もある一方、無理のない金額で効果を維持できる方法は今やたくさんあります。進化した技術の恩恵を受けていただきたい」(海野さん)
独自開発の超音波ビームを真皮層へ円柱状に照射する「ソフウェーブ」。一方、皮膚深部のSMAS筋膜まで熱を加える「ウルセラ」。2種の超音波を同日に照射する、石川院長オリジナルの治療が「ウルウェーブ®」だ。
どんな施術か:超音波治療の「ウルセラ」と「ソフウェーブ」の2つを組み合わせた〈クロスクリニック銀座〉オリジナルの治療法。肌の浅い層から深い層まで60度の熱を与えることでたるみをケア。
価格:ウルウェーブ®(顔全体+顎下)1回 ¥595,100。初診料、 クリーム表面麻酔など別途かかる。
施術時間:約3時間。
痛みは?:麻酔で痛みを軽減可能。ソフウェーブには冷却装置が付属していて、ウルセラは照射時に冷風装置を併用することで、さらに痛みを感じにくくする。
ダウンタイム(術後から回復までの期間):やや赤みが出る場合もあるが数時間で治まり、直後からメイク可能。
効果持続期間:半年から1年ほど。
60度の熱を肌内部に与えるというこの治療、麻酔するとはいえ、多少の痛み(熱感)があるという。
「たるみ治療にしっかり効果を出すなら温度は60度。痛みに耐えられるかが肝心」(石川院長)
まずは、しわとたるみに効く層を広範囲に狙うソフウェーブから始め、次にウルセラ。点状に熱を集中させて小さな熱損傷を起こし、コラーゲンを再生させる。
左/ソフウェーブ。次世代のたるみ・しわ治療として注目されている美容医療機器。クロスクリニック銀座が日本・アジアで最初に導入したマシン。右/ウルセラ。真皮層内の正確な3層(1.5mm、3.0mm、SMAS筋膜に届く4.5mm)をターゲットに照射できる。2台とも米国FDAの承認を取得しており、安全性と効果は実証済み。パワフルな相乗効果が期待できる。
いきなりオペの切開リフトは無理でも、注射やレーザーあたりから始めてみるのはありかもしれない。
「不安や悩みは、経験豊富なドクターとのカウンセリングで払拭して、痛みも効果も楽しんでください!」(海野さん)
取材・文/中尾慧里 イラストレーション/うえむらのぶこ 取材協力/海野由利子(美容・医療ジャーナリスト)、韓 麻木(美容ライター)
初出『Tarzan』No.885・2024年8月1日発売