性別、年齢、職業、人種の壁を超える。多様性に溢れたダンススクール
世界のフィットネスの話題をお伝えする「WORLD FITNESS NEWS」。今回は、近頃存在感を増しているリスボンのダンススクールについて。
edit: Takashi Osanai
初出『Tarzan』No.879・2024年5月9日発売
多様性が最たる魅力の“みんな”のダンススクール
近頃存在感を増しているリスボンのダンススクールが〈UDance〉。
大きな鏡が張り巡らされた9つのスタジオでは、キゾンバ、センバ、バチャータといったソーシャルダンス、クドゥーロやヒップホップといったストリートダンス、さらにクラシックバレエやジャズダンスまで15種類以上のレッスンが同時間帯に提供される。
多様なダンスを通して立場の異なる人々の交流を促す。ダンスパーティは学校外も含むダンスコミュニティの交流の場として機能している。WEBサイト
集まったさまざまな生徒たちの間では、ダンスの嗜好や経験値はもとより、性別、年齢、職業、人種などを超えた交流が誕生。時代に先駆ける多様性に溢れたダンススクールなのだ。
また2週間に一度、サルサ、バチャータ、アフリカンにフォーカスしたダンスパーティ『ソーシャルセット』を開催。17時から22時までという早めの時間帯に行われるイベントで、呑むより踊りたい人たちに大好評。生徒以外の人も交え、参加者はうなぎのぼりに増えているんだとか。
WRITER / COORDINATOR
URAE YUMIKO/東京都出身、ベルリン在住。ヨーロッパ各地のライフスタイルやデザイン、アートに関する取材や執筆を行う。現在発酵食品にハマリ中。