筋肉のある女性に美しさを感じる。貴島明日香を変えたピラティスとの出合い。
モデル、女優など幅広い分野で活動する貴島明日香さん。大のゲーム好きとしても知られ、かつては運動嫌いだったという貴島さんを変えたのがピラティスとの出合いだった。カラダはもちろん、食やカラダ作りへの意識など、実感してる変化を教えてもらった。
取材・文/重信綾 撮影/森山将人 スタイリスト/佐藤奈津美 ヘア&メイク/橋本裕介 トレーナー/片岡美波(アランチャ) 題字/師岡とおる
初出『Tarzan』No.873・2024年2月8日発売
運動嫌いを変えたピラティスとの出合い。
すらりと伸びた長い手足や、均整のとれたボディバランスが印象的な貴島明日香さん。でも、意外なことに、「運動が本当に嫌いだったんです」とはにかむ。
「もともとインドア派だし、スポーツ経験がないので宅トレをしても効いているかがわからない。ジムもしっくりこなかったんです」
それが、ピラティスとの出合いにより状況が一変。
「2022年の末くらいにユーチューブの企画でピラティスをやることになって…。不安でしたが、いざやってみると、すごく楽しくて、これなら続けられるかもしれないと思ったんです。いろいろなスタジオで体験を重ねた結果、昨年の8月くらいから本格的に始めました。
マシンピラティスなので、筋トレっぽい要素なども取り入れていて結構しんどいんですけど、いいテンポでいきいきとできるところが私に合っているのかもしれません。ちょっとした姿勢の違いで筋肉への効き方が変わるところが面白いし、できなかった動きができるようになると、すごく嬉しい!
褒めて伸ばしてくれる先生や、パーソナルでのレッスンも、私に向いているなと。筋肉のことをもっと学んで、自宅で一人でもトレーニングできるようになれたら理想的かな」
カラダはもちろん、食への意識にも変化が。
ピラティスによるカラダの変化はしっかりと実感。また、10時間以上続けてプレイすることもあるというヘビーゲーマーとしても嬉しい効果を感じているもよう。
「そういえば、いい姿勢をキープしやすくなったかも! インナーマッスルに効いている実感もあり、ご飯を食べた後に出ていた下腹も、かなりマシになったはず。
ゲームをしていても前より罪悪感が少ないし(笑)、カラダへの負担も軽減しているのを感じます。週に1〜2回、1時間のレッスンを受けているだけですが、本当に始めてよかったです」
ピラティスの影響か、最近は食に対する意識も高くなった。
「やっと、重い腰を上げて自炊をするようになりました。ご飯とおかず2品とか、定食みたいなメニューばかりですけど…。料理をする時間が、自分をリセットできる瞬間にもなっているかな?
今の目標は、もう少しだけお尻を鍛えること。最近、筋肉のある女性に美しさを感じるようになったので。食生活とピラティスを引き続き頑張って、健康的な美しさを追求したいです。そうすれば、ゲームももっとうまくいきそう!」