心地よいウェールズのレース「カーディフ・ハーフマラソン」

世界のフィットネスの話題をお伝えする「WORLD FITNESS NEWS」。今回はウェールズで20周年を迎えた「カーディフ・ハーフマラソン」について。

edit: Takashi Osanai

初出『Tarzan』No.868・2023年11月2日発売

カーディフ・ハーフマラソン

ウェールズで20周年を迎えたハーフマラソン

ウェールズの首都カーディフで開催されるハーフマラソンは今年で20周年。

街の中心地が多くの人で賑わうのはラグビーの代表戦かハーフマラソンのときくらいだといわれる同国最大級のスポーツイベントだ。 

カーディフ・ハーフマラソン

カーディフハーフマラソンは、欧州の5つの都市で開催されるハーフマラソンシリーズ『スーパーハーフ』の一つ。来年は10月6日に開催される予定。

カーディフ・ハーフマラソン

沿道にはランナーを応援しようとする人が集い、スタートからゴールまで絶え間なく声援が送り続けられる。

そんな人気レースのルートは、カーディフ城を起点に、ウェールズラグビーの聖地・カーディフスタジアムを横切り、カーディフ湾を抜ける爽やかなもの。

あまりの心地よさから自然と足が前に出るコースで10月に開催された今年は2万7000人超ものランナーが疾走。

2003年の初回は1500人規模だったことを思えば、いかにメジャー化されたかがわかるというものだ。またチャリティランをする人が多いのも特徴。毎年総額300万ポンド以上の寄付金が集められている。

COORDINATOR

NOMURA AYA/在英17年。コロナ下にあった3年前から始めたランニングとサワードウブレッド作りに翻弄される日々。目下の目標はフルマラソンを走ること!