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〈ナイキ〉のランニングシューズ3足を履き比べ! シューズトライアル体験レポート
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AYAさんチャレンジの鍋料理・第2弾は、“筋力アップ”を目指す、タンパク質+αの食材アレンジ。隙間時間にできる下半身強化トレもセットで参考にしてみよう。
筋トレ女子のカリスマAYAさん。均整の取れた美しいフォルムは見惚れてしまうほどだが、どんなトレーニングで維持しているのだろうか。
AYAさん
学生時代から陸上、水泳等に取り組み、体育会系の大学を卒業後、ジムトレーナーに。最高のトレーニングを目指したオリジナルプログラムは各界にファンあり。
「私が目指しているのはカチカチの筋肉ではなく、伸び縮みができて、しなやかな動きができる良質な筋肉。そのために有酸素運動と無酸素運動をミックスさせています。
脂肪を燃やしながら筋力をつけるスタイルですね。脂肪と筋肉って隣接しているので、温度を上げてから筋トレしたほうが、筋肉の温度も上がっているので、効果は高いんです」
運動で筋肉をつくり養っていく、プラスアルファ食事で、しっかりと保つことが重要だという。
「使った筋肉に栄養を与えるという感覚で、トレーニングした後は疲労回復にマグロをよく食べます。普段は生で食べますが、今回トライしたねぎま鍋は、半生のマグロを生卵で食べる初めての経験。“卵につける”はめちゃありだと思いました」
冬は鍋料理がほとんどで、だしに使うのは「鍋キューブ」だとも。
「ちょっとだけ作ろうと思った時でも、ポンッと入れるだけだし、野菜の水分が出た時にも1個足して味の濃さを調節できるしラク。今回のねぎま鍋は即取り入れたいですね!」
我らも今夜あたり真似てみよう。
① 膝が床につくまで上半身が倒れないようにお腹の奥をしっかり締める。② 膝がついたら前足を蹴ってすぐ戻す。③ 同じようにまっすぐ上半身を立てた状態でステップを踏むように後ろ足を蹴って戻す。左右交互に12回。
栄養しっかり! 生卵でたべる
「筋肉の材料であるタンパク質と、筋肉合成を促すビタミンDや亜鉛を含むマグロ、卵はまさに筋活フード。積極的に取り入れたい食材です。ネギに豊富なビタミンCとマグロに豊富なセレンの相乗効果で強い抗酸化作用を発揮します。日々のトレーニングによる活性酸素除去にベスト」(管理栄養士・石松佑梨さん)
鶏のおいしさを丸ごと閉じ込めたコク深い味わい。どんな具材にも合わせやすい醤油味。
なんとなく弱った胃腸にも!
「鶏肉には良質なタンパク質、舞茸にはタンパク質分解酵素が含まれており、一緒に調理することで肉がやわらかく、消化も良くなります。さらに舞茸には筋肉合成を促すビタミンDも豊富。組み合わせることで効率的な筋活にも。消化酵素リッチな大根おろしもポイントです」(管理栄養士・石松佑梨さん)
風味豊かな鶏だしと濃厚な鶏油で、あっさりなのにコクがある味わい。
隠れたマッスル食材カマンベール!
「鍋スープに豆乳や牛乳を使えば、手軽なタンパク質付加にも。チーズに豊富な亜鉛は筋肉合成を促します。タンパク質と組み合わせて筋活サポートに。またチーズに不足するビタミンCと食物繊維を、キャベツ、ブロッコリー、トマトで補えば一品で完全食にも」(管理栄養士・石松佑梨さん)
豚骨、鶏がらベースの濃厚な白湯(パイタン)スープ。野菜にも相性よく、チーズを加えて洋風アレンジも自在に。
しみうま! 1キューブ、ポンッと入れるだけ!
味の素(株)《鍋キューブ》は、1粒に鍋つゆの味わいがぎゅっと詰まっており、煮込むだけで本格的な鍋料理が完成する。「水と一緒に鍋にポンッと入れるだけ」の手軽さゆえ、トレーニング後にも、好みの具材を切って入れ、1人前からささっと簡単調理。これからの季節はストックして“いつでも鍋”といこう。
取材・文/牧田ちえみ 撮影/内田紘倫 スタイリスト/高島聖子 ヘア&メイク/深山健太郎 料理/石松佑梨(管理栄養士)
初出『Tarzan』No.868・2023年11月2日発売