鍛えるシェフの筋肉レシピ：ささみと笹かまのハンバーグ 野菜ソース
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は〈Concerto〉オーナーシェフ ・井口隆之さんに教えてもらった「ささみと笹かまのハンバーグ 野菜ソース」。
photos: Chihiro Oshima text: Noriko Ozawa nutrition supervision: Reiko Kawamura
初出『Tarzan』No.855・2023年4月20日発売
井口隆之さん
教えてくれた人
〈Concerto〉オーナーシェフ。アロマフレスカグループ、〈Aria di Tacubo〉（現在TACUBO）などを経て、2013年独立。イタリア料理をベースに日本の食文化を表現した料理と、ワインの出合いが人気。
カポエイラ歴15年、ボルダリング歴3年の〈Concerto〉の井口隆之さん。筋トレ民おなじみのタンパク源・鶏ささみを、イタリアンマジックでおしゃれにアレンジしてもらった。
鶏ささみは笹かま、つなぎに焼き麩も混ぜてハンバーグに！
「ソースはブロッコリーと菜の花で。クタクタになるまで煮崩すのがおいしく仕上げるコツです」
ささみと笹かまのハンバーグ 野菜ソース
材料（1人分）※タネは作りやすい約2人分
- ［A］
- 鶏ささみ…80g
- 笹かま2〜3枚程度…（60g）
- 新玉ネギ…1/4個
- 焼き麩…20g
- プロテイン…小さじ1
- カロリーハーフマヨネーズ…大さじ2.5
- ニンニク（チューブタイプ）…小さじ1/2弱
- コンソメ（顆粒）…小さじ1
- 塩小さじ… 1/2
- 卵白… Mサイズ1個弱分（25g）
- ［B］
- ブロッコリー（ざく切り）… 2房程度
- 菜の花（ざく切り）… 1〜2本
- ニンニク（チューブタイプ）…小さじ1/2弱
- 水… 200mL
- コンソメ（顆粒）…小さじ1/3
- 塩…ひとつまみ
- 水溶き片栗粉…片栗粉小さじ2強＋水小さじ4
- マイクロリーフ…適量
- エディブルフラワー（あれば）…少々
作り方
- フードプロセッサーにハンバーグのタネの材料 ［A］を入れ、攪拌する。2等分し、それぞれ丸めて成形（1人1個分目安。余ったタネは冷蔵保存しても）。
- フッ素樹脂加工のフライパンに1を乗せ、両面に焼き色がつくまで焼く。
- 小さめの鍋にソースの材料［B］を入れ、弱火〜中火でブロッコリーが煮崩れるまで煮る。火を止め、水溶き片栗粉を加え混ぜてとろみをつける。
- 器に3を盛り、2を1個乗せる。マイクロリーフを添え、エディブルフラワーを飾る。
ポイント
ハンバーグの材料はフードプロセッサーへ（なければ細かく切り、地道に叩こう）。
栄養ポイントはココ！
鶏ささみ、笹かまは脂肪をほぼ含まないタンパク質食品。“低脂肪高タンパク質ハンバーグの決定版！”といえる一品ですね。ブロッコリーや菜の花に多いβ-カロテンは加熱すると吸収率UP。ソースに使うのは栄養的にも○。 by 管理栄養士・河村玲子さん
