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“スリップインするだけ™”じゃない!《スケッチャーズ スリップ・インズ》快適学。
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藤井サチさんのカーヴィーなボディと瑞々しい肌はトレーニングも食事も実直に向き合い続ける努力の賜物。「100点を目指すより60点でも続けることが大事」と語る藤井さんが失敗を経て辿り着いたハッピーな心とカラダを維持する秘訣とは?
『ターザン』の心の拠り所、それは“ジェーン”(Jane)というヒロインの存在。明るく活発で、自分の好きなことにはとことんまっすぐ。そんな強く健やかな心身を持つのは、彼女たちの日常に“フィットネス”があるから。「We Love ジェーン!」では、フィットネスを心から楽しむジェーンたちの知られざる一面に迫る。
女性ファッション誌『ViVi』の専属モデルとして活躍する藤井サチさん。カーヴィーなボディと瑞々しい肌をキープしている彼女、過去に無理なダイエットをしてしまったことが、今に繫がっているという。
「モデルを始めた15歳の頃、周りの子たちがすごく痩せていて。自分もこうならないといけないんだっていう勘違いから典型的な“極端に食べないダイエット”をしていました」
一時は痩せたものの、結果12kgのリバウンド。これは続かないと思い、しっかり食べながらでも痩せていけるよう、運動をしようと決心。
「多いときには、1回2〜3時間のパーソナルトレーニングを週5回。最初は鏡に映る自分を見るのも嫌だったけど、いつの間にか気持ちがすごく前向きになっていって。カラダが変わる前に心から変わっていく実感があって、それが仕事の幅を広げることに繫がったし、自分を好きと思えるようにもなりました」
そんな藤井さん、物事を究めるのが好きで、目標に向かってトコトン努力するタイプ。食事にも気を遣うようになったとき、腸活と出合った。
「心は運動から、カラダは食べるものから作られると思っていて。今では三食に1回は納豆やお味噌汁を取り入れたり、普段から食物繊維の多いきのこや芋類などを摂ったりしています。腸がキレイだと髪も肌も内側からキレイに、そして元気になれる。筋トレと同じく歯磨きみたいに当たり前の習慣になっていますね」
そうして現在のようなカーヴィーなボディを手に入れたのだが、その過程でもまた失敗はあった。
「トレーニングと食事管理が習慣になってからも、最初は太っていた頃の自分に戻りたくない一心で、ついストイックになりすぎていたんです。つけたくないところに筋肉がついて逆に太くなってしまったり」
そこでここ数年はピラティスにも取り組み、トレーニングも週1回の頻度に。楽しみながらカラダ作りを行っている。そうした経験から、運動に対する気持ちにも変化があった。
「時代もあるけど、こうあるべき、というふうに考えなくなった今はとても自由。本来、体型は誰に判断されるものでもないし、やるだけ前向きな気持ちになることができる“トレーニングのいいところ”を純粋に楽しめばいい。100点を目指すより60点でもいいからゆるく続けることが大切なんじゃないでしょうか」
以来、トレーニングも食事もストレスを感じることなく楽しめている。
「足るを知るじゃないけれど、コツコツ続けて、これからも自分らしくハッピーに生きていきたいです!」
取材・文/石井良 撮影/大辻隆広 スタイリスト/小泉 茜 ヘア&メイク/Riina 題字/師岡とおる エクササイズ指導/高橋史江 撮影協力/ゴールドジム原宿ANNEX
初出『Tarzan』No.855・2023年4月20日発売