鍛えるシェフの筋肉レシピ:ささみの唐揚げ
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は〈ブロシェット ナミオカ〉オーナーシェフ・浪岡誠之さんに教えてもらった「ささみの唐揚げ」。
photos: Chihiro Oshima text: Noriko Ozawa nutrition supervision: Reiko Kawamura
初出『Tarzan』No.853・2023年3月23日発売
浪岡誠之さん
教えてくれた人
〈ブロシェット ナミオカ〉オーナーシェフ。名古屋コーチンの焼き鳥専門店を経て、2012年独立。20年、入谷に移転し現店開店。〈稲垣種鶏場〉の純系名古屋コーチンを、紀州備長炭で焼く焼き鳥のコースが人気。
スノボ歴12年。名古屋コーチン専門店〈ブロシェット ナミオカ〉の浪岡誠之さんに教わる、胸肉とともに筋トレ食材のツートップを張る、鶏ささみのレシピ。
みんな大好き唐揚げ!は「身を丸めて揚げること。一度取り出して電子レンジで中に火を通してから、また揚げるのがコツ。中は柔らか、表面はカリッとおいしく仕上がります」。
ささみの唐揚げ
材料(1人分)
- 鶏ささみ(筋は取る)…4〜5本(200g)
- 砂糖…中さじ1
- 片栗粉…大さじ4〜5
- 揚げ油…適量
- レタス(葉物なら何でも)…適量
- [A]
- 醬油麴…大さじ1程度
- おろしニンニク(チューブタイプ)…1cm
- おろしショウガ(チューブタイプ)…1cm
- 塩…小さじ1/4
- コショウ…少々
作り方
- ささみはフォークで穴を開け、砂糖をまぶして15〜20分置く。
- 保存袋にタレの調味料[A]を入れて合わせ、1を入れて空気を抜き、冷蔵庫に入れて一晩(できれば)漬け込む。
- 2からささみを取り出し、まな板に乗せて1本ずつ端から巻きながら丸め、片栗粉をまぶす。
- 揚げ物用鍋に揚げ油を入れて160度に熱し、3を入れて1分30秒ほど揚げる。一度取り出し、耐熱皿に乗せて、ラップはかけずに電子レンジ(500〜600W)で20秒ほど加熱する。再び180度に熱した揚げ油に戻し、40秒ほど揚げて油を切る。
- 皿にレタス、4を盛り付ける。
ポイント
栄養ポイントはココ!
減量中に我慢しがちな揚げ物も、この唐揚げならOK。鶏ささみはもも肉よりタンパク質が多く、脂質がほぼ含まれません。身を丸めて揚げることで油に触れる表面積が少なくなるので、吸収される油量も抑えられますね。 by 管理栄養士・河村玲子さん