新内眞衣、ピラティスで作る伸びやかなカラダと心。
〈乃木坂46〉の2期生としてグループを支え、卒業後はモデルにタレント、女優、ラジオパーソナリティと活躍の場を広げる新内眞衣さん。姿勢改善のために始めたピラティスで、カラダや心、毎日の生活にもポジティブな変化を感じているという。進化を続ける新内さんの、自分のカラダとの向き合い方を聞いた。
取材・文/石井良 撮影/森山将人 スタイリスト/水嶋由紀子 ヘア&メイク/大場聡美 題字/師岡とおる
初出『Tarzan』No.851・2023年2月22日発売
コンプレックスだった猫背を改善したくて。
〈乃木坂46〉の2期生としてグループを支え、卒業後はモデルにタレント、女優、ラジオパーソナリティと活躍の場を広げる新内眞衣さん。
「ピラティスで人生が変わった!」と言う彼女は週1回レッスンに通い、理想のカラダを目指している。
「最初に通ったのは一般的なパーソナルジム。夏の全国ツアーの時にお腹出しの衣装を着ることになり、痩せるために筋トレを始めたんです」
本格的なトレーニングは大変だったが、目標を持つことで頑張れた。
「昔から猫背がコンプレックスで、姿勢の改善にも取り組んだのですが、一向に筋肉を目覚めさせられず、しっかり鍛えられなくて。それで、ウェイトトレーニングにちょっと苦手意識が出てきていたんです」
そんな時に出合ったのがマシンピラティスだった。
「韓国のガールズグループ〈ブラックピンク〉が大好きで、彼女たちのドキュメンタリー番組を見たことがきっかけです。
その中で、ピラティスはリハビリが発祥であること、人間本来のカラダの動きを取り戻すことを目的としていることを知り、これなら猫背も直せるかも!と思ったんです。すぐに自宅から一番近い専門のスタジオを予約しました(笑)」
ピラティスとの出合いですべてが変わった。
しばらく通ってみると、背中の筋肉を少しずつ意識できるようになり、姿勢が改善していったという。
「動きや意識の使い方がジムでの筋トレとは違って、私に合っていたんだと思います。鍛えるというよりも、普段の生活で崩れたカラダのバランスを正しい位置に戻す感覚。
一回一回がキツいけど、毎回ちゃんと狙った部分が筋肉痛になる。姿勢も目に見えて良くなっていったので、自分に自信が持てるようになりました」
カラダの変化が、普段の生活や自分の気持ちをポジティブに変えてくれる。新内さんがピラティスで人生が変わったと実感するゆえんだ。
「レッスンは週1回ですが、正したカラダをどれくらいキープできるかは、普段の心掛け次第。休日は怠けがちでしたが、ピラティスを始めたことで、生活が根本から変わりました。
今の目標は、天気や季節、内面に左右されないカラダを作ること。雨の日は気圧の変化でカラダが縮こまって調子が良くない日もあるし、人前に立つ仕事なので、緊張で姿勢が丸まってしまうこともある。今よりももっとカラダを伸び伸びと使って、いつまでも素敵だなって思われる人でありたいです。
まだまだ発展途中。新内眞衣はもっと進化していく予定なので、1年後くらいにまたこの企画に呼んでください!(笑)」