鍛えるシェフの筋肉レシピ:カラカラインゲンの香味炒め
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は〈アスリート中華ダイニング YI-CHANG〉宮崎義章さんに教えてもらった「カラカラインゲンの香味炒め」。
photos: Chihiro Oshima text: Noriko Ozawa nutrition supervision: Reiko Kawamura
初出『Tarzan』No.847・2022年12月15日発売
宮崎義章さん
教えてくれた人
日本体育大学でスポーツ栄養学などを学ぶ。2006年〈アスリート中華ダイニング YI-CHANG〉を開店し、アスリートを食からサポート。無化調・無添加、栄養バランスがとれた独自の“アスリート中華”を展開。
カラダを気遣うプロのアスリートにも人気の、無化調・無添加の“アスリート中華”を提案する〈YI-CHANG〉の宮崎義章さん。
インゲンの香味炒めはノンオイル!で「挽き肉は湯通しし、調理油は使わずに脂質をWカット。インゲンは茹でてから炒めますが、タレがカラカラに蒸発するまで火を通すのがおいしくするコツ」。
カラカラインゲンの香味炒め
材料(2人分)
- インゲン(両端と両側の筋は取り、半分に切る)…120g
- 豚挽き肉…50g
- 水…2カップなど適量
- 青ネギ…1本程度
- ショウガ…1片
- [A]
- 料理酒…大さじ2
- 醬油…小さじ1
- 穀物酢…小さじ1
- ザーサイ(みじん切り)…10g
- 長ネギ(小口切り)…適量
作り方
- 豚挽き肉を湯通しする。鍋に水、挽き肉、青ネギ、ショウガを入れて火にかけ沸騰させ、挽き肉に火が通ったら火を止める。青ネギ、ショウガは取り除き、ザルなどで濾し、挽き肉とスープを分ける(スープは別料理に利用可)。
- 鍋で湯(分量外)を沸騰させインゲンを加え、1分ほど茹でる。
- フライパンに調味料[A]を入れ、2のインゲン、1の挽き肉、ザーサイを加えて火にかけ、ヘラなどでよく混ぜ合わせながら、汁気がなくなるまで中火で炒める。ネギを加え混ぜる。
ポイント
栄養ポイントはココ!
ノンオイルの一品なので、まぜそばなどと一緒に食べてもカロリー的にgood!ですね。インゲンは抗酸化ビタミン、エネルギー代謝を助けるビタミンB群も豊富。リジンやアスパラギン酸も多く、疲労回復効果も期待できます。by 管理栄養士・河村玲子さん