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フィットネスの習慣化を助ける新感覚ライト《ライフコンディショニングシリーズ》を体験
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カラダをほぐせば心も緩む。だからこそ手持ち無沙汰になったらすかさずストレッチ!『ずぼらヨガ』などヒット作を手がけるイラストレーター・崎田ミナさんが、外出時も悪目立ちせずこっそりできる「こそストレッチ」を教えてくれた。今回は、壁際で口説きながら、腕、肩、背中、脇腹を伸ばせるストレッチをご紹介。
誘われている淑女は、この男が口説きつつ、まさか凝り固まった上半身を伸ばしているとは気づくまい。壁についている方の腕や肩、脇腹などをぐーんと開く。
「壁ドン風? 私はトイレの個室でも家の廊下でも、壁があればどこでもやります。深呼吸しつつ行いましょう。ちなみに立位に限らず、座位でやるのも気持ちいいです」(崎田ミナさん)
肘曲げバージョンがキツい人は腕まっすぐバージョンのみでもOK。逆サイドも忘れずに。
キャッチーな描写と実践的なストレッチ&ヨガの解説で人気の崎田ミナさん。話題作を多く生み出す彼女を支えるのは、やはりストレッチ。
「職業柄、座業が多いので何もしなければ特に背中がバキバキに硬くなります。それをなんとかしたいのと、そもそも気持ちいいので、時間を見つけては伸ばすのが今では癖に。あと、心の健康維持のためにやっている部分が私は大きいです。もともと“緊張しい”で、呼吸がすぐに浅くなるんですよ。昔メンタルの調子を崩してしまった時にストレッチとヨガに救われた経験もあって。毎晩その日やりたいストレッチをしますが、日中もこまめにほぐしています」(崎田ミナさん)
それが習慣になり約9年目。崎田さんは家で過ごす時だけでなく、外出中も悪目立ちしない“こそストレッチ”を、師事している先生に教わりながら日常に取り入れているそう。
「どれも人目につかずできるちょっとした動きですが、伸びた感覚を味わえます。ゆったりした呼吸を意識しながら行うと気持ちいいですよ」
崎田さんが選び抜いた「こそストレッチ」で、いつでもどこでも伸ばして、心身を軽やかに。
取材・文/門上奈央 ストレッチ監修/鈴木江美(トレーナー)
初出『Tarzan』No.838・2022年7月21日発売