先輩に学んだ保湿ケアを10年以上
プロレス界屈指のマッスルを誇る石森太二選手。機能性とパワーを備えつつ、この均整の取れた筋肉美。
「相手を圧倒させるようなカラダはいいよな。ひと目見てめちゃくちゃ強そうとか、ものすごく色っぽいとかさ。各パーツがデカかったり筋肉の形が整ってたり。脱いだ時にサプライズがあるカラダがかっこいい」
石森選手の“サプライズ”は?
「よく言われるのは腹筋と広背筋だな。コロナ前はたくさん触られたね。だからってわけじゃないけど、試合前は〈ザ・ボディショップ〉の《ボディバター ココナッツ》を塗るようにしてる。
使い始めてもう10年以上。昔はライト映えするテカリを重視してべビーオイルを使った時期もあったけど、試合中にどうしても滑るんだよな」
それにしても、女性に人気の《ボディバター》をなぜ?
「先輩レスラーが使ってたんだよ。その人は筋肉隆々でいつ見ても肌艶がいい。それで、ある日肌を焼きすぎて荒れた時に“何使ってるんですか?”って聞いたら《ボディバター》だよと。
まあ、その人はココナッツじゃなくてマンゴー派なんだけど(笑)。で、俺は全身に塗ってるから、2か月もすれば1個使い切る。でも〈ザ・ボディショップ〉は各地に店舗があるから本当に助かる。店舗がない地方だったら、薬局で《ニベア クリーム》をいつも買ってる。あれも最強だよ」
2か月で1個使い切る! カサカサ肌に一撃を
保湿習慣が確立されているからか、そもそも見るだにすべすべな肌だ。
「筋トレを始めて食事に気遣うようになって肌も落ち着いたけれど、昔はアトピー性皮膚炎でボロボロだったし、今も保湿しないとカサカサになってしまう。だから《ボディバター》は手放せない」
またメンテナンスに使うギアも見栄えに貢献している、と言う。
「これは確かアメリカで買った、マッサージガンの《ハイパーボルト》。俺は10年ほど前に椎間板ヘルニアを発症していて、頸椎の状態も悪いから、試合前後にセルフマッサージしないととても戦えない。
普段も調子悪いなと思ったらすぐにこれを使う。そのおかげか、不良姿勢に悩んだことはほとんどないんだよ。カラダが硬いと前傾姿勢や猫背になってしまうけど、ほぐせば姿勢は間違いなくよくなるぜ」