フィットネスジェーン・高見奈央が行く! 3つのマシンピラティスに挑戦
読者投票で選ばれたフィットネスジェーンことタレントの高見奈央さん。体力満点、運動神経抜群の彼女だがピラティスは未経験。そこで菅原順二トレーナーが主宰するスタジオで、初めてマシンに乗ることに。
取材・文/黒田創 撮影/黒川ひろみ
初出『Tarzan』No.796・2020年9月24日発売
初めてのマシンピラティスに挑戦!
「昔ケガをしたのか、右の足首が全然使えていません。その影響でふくらはぎも使えず、股関節も内旋してハムストリングスや他の部位に頼ってしまっている。今はカバーできてもこのままだと背骨や骨盤が歪んでしまいますよ」
マシンに乗って軽く動いただけで、トレーナーの菅原順二さんからいきなり指摘。
「確かに以前捻挫して以来かばいがちになっているかも…。すごい、全部わかっちゃうんですね!」
続いて直立してください、と菅原さん。
「まっすぐ立っているつもりでも左足重心になっていて、腰高も左右で違う。まずは右足首の可動域を広げ、普段からしっかり動かせるようにしましょう」
挑戦した3つのマシンピラティス。
1. 基本の「リフォーマー」。
- [キャリッジ]水平移動するベッド部分。肩を休めるショルダーレストと頭を休めるヘッドレストがつく。
- [フットバー]足や手を乗せる。
- [スプリング]強さが異なる4種類が計5本。
- [ストラップ]キャリッジ下から延びるロープがフレーム一番上の滑車を介してストラップへつながる。
2. 樽状の「ラダーバレル」。
3. 上肢&下肢を鍛える「チェアー」。
ストラップに足をかけ、お腹から足までを連動させたり、チェアーという器具で足を下まで踏み込むエクササイズをしたり。カラダと動作の癖や欠点を自覚し、筋肉や関節を正しく連動させて動かすイメージをつける。マシンピラティスの目的はそこにある。
「いわば自力で整体するきっかけ作り。続けていけば姿勢や筋肉の付き方もよくなるはずです」
目から鱗が落ちまくりといった表情の高見さん。
「直してもらうのではなく自分でいい動きの癖をつける。ピラティスってすごく深い世界。こんなエクササイズもあるんですね!」
Information
〈arancia 渋谷店〉
ピラティス、マスターストレッチを軸にさまざまなメソッドを取り入れ、個々にカスタマイズしたトレーニングメニューを提供。体験60分5,500円。https://www.arancia78.jp/
住所:東京都渋谷区桜丘町4-17-1104 PORTAL Apartment&Art POINT
営業時間:9~19時
定休日:月曜日