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腰痛に悩み続けたイラストレーター・漫画家コルシカさんの“腰にやさしい”仕事場

イラストレーターで漫画家のコルシカさんは職業柄、もう10年近くずっと腰痛に悩まされていた。

「整骨院に行くたびにギックリ腰になる一歩手前だと言われ続けていて。作業環境に問題があることはわかっていたので、このアトリエに引っ越すタイミングでできる限り姿勢への負担を減らそうと自分なりに試行錯誤しました」

コンビニだった場所を改装し、数人で今のアトリエをシェアし始めたのが1年前。環境を整えたおかげで、以前よりも腰痛が緩和されたという。

作業場改革で一番こだわったのは、長時間座る椅子。浅草橋にあるオフィスチェア専門店〈WORKAHOLIC〉で吟味しました。腰のパッドが背骨にフィットするので姿勢がラク。他の椅子には戻れません」

なるほど。早速、作業場を拝見!

漫画家・イラストレーター コルシカさんの仕事場

「アトリエ自体は広いですが、ボクが普段作業をするのはこの3畳ほどのスペース。この中に姿勢をサポートするアイデアがギュギュッと詰まってます。えっ? ゲーム機も見えるって?これも姿勢を整えるための工夫の一つなんですよ。参考になるかなあ」

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漫画家・イラストレーター コルシカさんの仕事場
(A)資料を確認する用途のタブレットはスタンドに立てて、うつむかないための工夫をしている。

漫画家・イラストレーター コルシカさんの仕事場
(B)デスクトップで目線の高さに画面を設置。大画面で作業をすると、細かい部分までよく見える。

漫画家・イラストレーター コルシカさんの仕事場
(C)こちらも〈WORKAHOLIC〉で購入した作業台。腕がラクだし上体が自然に伸びる。

漫画家・イラストレーター コルシカさんの仕事場
(D)デスク回りを照らすライト。夕方頃から仕事がいよいよ集中モードに入るため、明かりは必須。

漫画家・イラストレーター コルシカさんの仕事場
(E)もともと設置していた作業デスクの天板が低めだったため同じ天板を2枚重ねて高さを出した。

漫画家・イラストレーター コルシカさんの仕事場
(F)背骨の自然なS字カーブをサポートしてくれる椅子。カラダがフィットしてラクに座れる。

PROFILE
コルシカ
コルシカ/1983年、東京都生まれ。中野の〈まんだらけ〉で漫画ばかり読んで育ち、2010年からプロのイラストレーター・漫画家として活躍。とにかく一日中、座りっ放しで仕事をする。

取材・文/黒澤祐美 撮影/谷尚樹、角戸菜摘

初出『Tarzan』No.787・2020年5月14日発売

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