くびれボディの鍵は毎食のご飯にあり。運動と食事で美筋を手にしたトレーニー・神原菜保さん
筋肉を大きくするために、あるいは絞るために無駄にはできない。できれば美味しいものだって……。ならばカラダづくりに成功している人たちは、どんな割合で糖質とタンパク質を意識して摂取しているのか。2015年『ベストボディ・ジャパン』のモデルでグランプリに輝き、日本大会レディースクラスで優勝した神原奈保さんに聞きました。
取材・文/門上奈央 撮影/角戸菜摘
(初出『Tarzan』No.761・2019年3月20日発売)
ご飯をしっかり食べて好調に!
「4年前にクロスフィットを始めてから食べ方が大きく変わりました」。
神原さんも、以前は体型維持のため糖質少なめの食事を意識していたそう。
「筋トレを始めてタンパク質の量を増やしても、パワーが出なくて。でも主食にご飯を食べ始めると、逆に体重をコントロールしやすくなり、疲労も感じにくくなりました」
またタンパク質で一番食べるのは断然牛肉だが、朝昼晩でいろんな食材から摂取することを意識してる。
「食事は楽しみの一つだし、続けられないと意味がない。牛肉は鉄分が摂れるうえに調理のバリエーションも豊富で大好きです。朝は和食中心で、焼き魚にすることが多いです。また毎朝必ずビタミンをたっぷり摂れる季節のフルーツを摂取しています」
出産後、完全な朝型の生活になったことで食事や間食を摂る時間は規則的。妊娠中から引き継ぐ仕事をこなしつつ、スキマ時間に赤ちゃんを抱きながら自体重トレも欠かさない。
「今はクロスフィットも定期的には通えてませんが、落ち着いたら再開して、また大会で優勝を狙いたいです!」