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“スリップインするだけ™”じゃない!《スケッチャーズ スリップ・インズ》快適学。
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敏腕トレーナーに『筋肉体操』の名物弁護士、YouTuberから不健康で話題の人気芸人まで。総勢12人の体組成を、測ってきました。
人生いろいろ、体組成もいろいろ。たとえ体重が全く同じでも、体組成の測定値が人それぞれで変わるのは当然。日々の運動内容や食事の摂り方の結果として、数値は常に変化するためだ。
だから測定値は他人と比較しようがない。そう理屈では理解していても、自分以外の誰かの体組成はなんとなく気になるもの。
だから、トレーニング熱心な人もそうでない人も全身くまなく「測りたい」。そんな一心から、体組成計を携えて“測り隊”がいざ突撃!
目次
昨年『ベストボディ・ジャパン プロレス』のリングに現れた澤木一貴トレーナー。
「本番には体重75kgまで増やして臨みました。その時からは、さすがに体重が落ちてそうだなあ」
自宅に体組成計はあるが、外見から数値はおよそ見当がつくので、計測するのは年2回程度という。久々の測定結果はいかに?
「え〜! 機械によって差が出るとはいえ、この体脂肪率や体年齢はびっくり(笑)。でもこの数値を受け入れて次の勝負に挑むのみですね。プロレスと一緒だ!」
ダイエットを始めたのは小学生の頃。物心ついた頃から毎日体重計に乗ってました」
大幅な減量とボディメイクを成功させた小原まどかさん。今は体重だけでなく全身のバランスを見るべく、起床後に体組成計で計測。
「私が重視するのは体脂肪率の増減の推移。食事は翌日の数値に影響しないこともありますが、2日後以降に表れる。傾向をつかむために毎日乗るようにしています。見た目が大切なので、体組成計に乗るときは全身鏡でも確認を!」
自分、普段こういうデータをほとんど測らないんです」と言う元ラグビー選手で今はピラティス指導者として活躍する菅原さん。この結果については?
「指導者になった頃、いろんなダイエット方法を試そうと50kg台まで減量したんですけど、今はそれなりに(笑)。お恥ずかしい話、暴飲暴食する日も多いですけど、仕事柄運動しているのでこの数値は今後もそうは変わらないと思います。どんなに深酒しても朝食はご飯と味噌汁と納豆。皆さんも朝は絶対和食がいいですよ!」
NHKの『みんなで筋肉体操』により、トレーニーに知られた小林航太さん。
「ありがたいことに人前に出る機会が格段に増えました。でもバルクアップするにも、忙しくて調整のタイミングがなかなか…。骨格筋量、案外少ないかも(笑)」
鍛え上げられたカラダと裏腹にご本人は不安げ。測定結果が出るやいなや「衝撃…」と、ポツリ。
「体年齢36歳、実年齢より5歳上ですよ。体脂肪率もわりに高いです。思っていた以上だ……。週6で通うジムには体組成計がないですが、計測は大事だなあ。食事内容を少し見直して、有酸素運動の比重を増やそうと思います!」
「多分、今日は体脂肪率が高めに出る」と開口一番に宣言したサイヤマングレートさん。
「5月のボディビルに向けて先月まで増量していて、72.8kgまで増やしまして。でも実はまだ減量始めて1か月も経ってないんすよ」
体重計に毎日乗る一方、体組成計はたまに使う程度。体脂肪率の数字よりも見た目を重視するからだ。でも、測定結果が出て一番に言及したのはその体脂肪率。
「17%か〜、正直イヤだ! 1桁の方がかっこよくないですか? まあ時期も時期なんで仕方ないっすね! 当日何%になるんだろう。コレ、YouTubeればPV数、上がりますよ(笑)」
連載「マッチョじゃないけど脱ぎますね」でもおなじみのシソンヌじろうさん。
「体組成計初めてです。へぇ。乗るだけでいいんですか。へぇ」
と興味津々だったが、体組成計に乗るや「アレ?」と呟いた。
「今日…太ってます。体年齢は41歳なので年相応としても、この体重! 去年測った時は70kgくらいだったんですけど…」
お酒の場でもあまり酒量は多くないという。2kg増の原因は?
「夜にすげーお菓子を食べるからかな。地方に営業に行くと皆さんが差し入れしてくださり、家にも常にお菓子が。深夜の間食をやめてなんとか60kg台に戻さないと」
年明け早々、テレビ番組の医師からの指摘をきっかけに脳動脈瘤の手術で入院するなど、何かと不健康なイメージがつきまとうクロちゃんだが…?
「それは誤解だしんよー! 一番太っていた頃よりは15kgくらい痩せたし、ジムにも行くし野菜だってすごくたくさん食べるんだからね! なんなのもぉー!」
でもリバウンドしがちだとか。
「追い込むのが好きで、昨日もコンビニのサラダパックを5袋買って食べてたら、3袋目でカラダが心底冷えたからやめたしん!! でもこないだだって品川から北千住まで歩いたんだからね!」
何事もやりすぎないように!
「この企画、俺も一緒とは意外やった」と呟くRGさん、体組成計は初。HGさんも普段あまり体組成を意識しないそう。
まずRGさん計測。「体年齢50歳って(絶句)。若返りたいわ〜(R)」「+6歳か。でも基礎代謝高いで(H)」「めっちゃ汗かくもん(R)」「絞りやすいカラダやねんな。内臓脂肪多いけど(H)」。
続いてHGさん。「体年齢ええ感じ。でも体脂肪率は大会時で1桁なので超肥満!(H)」「地方に行くたびジム行ってるのにな。各地のジム事情に詳しいんで、この人“ジムログ”ですよ(R)」。
ダンスの要素があり、スピード感も満点。ダブルダッチ選手の佐々木唯さんの体組成は理想的な数値。なかでも基礎代謝1,325kcalは一般女性に比べてかなり高く、筋肉量の多さ、低すぎず高すぎずの体脂肪率も見事。
「ここ数年は実践練習の他に自体重トレーニングも取り入れています。おかげでジャンプの時に確実に地面を踏めるようになって、ステップの精度も高まった気がします。食事量はあまり気にせず、脂身控えめでタンパク質多めが基本。無理せず続けられることだけやっている感じです」
昨年『ベストボディ・ジャパン』初出場にして優勝に輝いた中島ケイカさん。
「体組成測定は月1くらい。緊張! 筋トレを始めた2年前は、体脂肪率26%もありましたよ〜」
昨年12月の大会には体重を1〜2kg減量、体脂肪率は14%まで絞った。さて現在の体組成は?
「体年齢ティーンエイジャーだ(笑)。嬉しい! 基礎代謝は筋肉を増やしつつ脂肪を減らして、今より上げたい。今後は大会に出る予定はないけど、この体組成をキープできるように和食中心の食事や週1のジム通いは続けます!」
女下女子プロレスラー人気ナンバーワン。木村花選手がリングコスチュームで『ターザン』に登場! 気になる結果は?
「体年齢が26歳! まだ21歳なのにショックですよー(笑)。体脂肪率も少し高めだけど、ある程度脂肪がないとスタミナが心配だし受け身もとれないのでまあいいかなって。プロレスラーは筋肉の量や質と同じく付き方が大事。腕や脚、肩にも立体的な筋肉が付いてて〝肉割れ〟しているくらいですけど、これがあるからしっかり技も受け止められるんです」
最近は牛肉、鶏肉、鰹などで良質なタンパク質を摂るよう意識して、ウェイトと筋肉量を同時に増やしている最中だとか。
※今回すべてオムロン体重体組成計《HBF-702T》で計測しました。
取材・文/黒田 創、門上奈央 撮影/鈴木大喜、角戸菜摘 イラストレーション/内山弘隆、高橋 潤
(初出『Tarzan』No.760・2019年3月7日発売)