CONDITIONING
2019.03.07

あの人の体組成を測るべく、測り隊がゆく!

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敏腕トレーナーに『筋肉体操』の名物弁護士、YouTuberから不健康で話題の人気芸人まで。総勢12人の体組成を、測ってきました。

人生いろいろ、体組成もいろいろ。たとえ体重が全く同じでも、体組成の測定値が人それぞれで変わるのは当然。日々の運動内容や食事の摂り方の結果として、数値は常に変化するためだ。

だから測定値は他人と比較しようがない。そう理屈では理解していても、自分以外の誰かの体組成はなんとなく気になるもの。

だから、トレーニング熱心な人もそうでない人も全身くまなく「測りたい」。そんな一心から、体組成計を携えて“測り隊”がいざ突撃!

敏腕トレーナーは、プロレス界の超新星!

澤木一貴
澤木一貴(さわき・かずたか)/1971年生まれ、トレーナー。91年よりトレーナーに。整形外科病院での勤務を経て、現在はパーソナルで活動。都内で〈サワキジム〉を経営。専門学校講師も務める。

昨年『ベストボディ・ジャパン プロレス』のリングに現れた澤木一貴トレーナー。

「本番には体重75kgまで増やして臨みました。その時からは、さすがに体重が落ちてそうだなあ」

自宅に体組成計はあるが、外見から数値はおよそ見当がつくので、計測するのは年2回程度という。久々の測定結果はいかに?

「え〜! 機械によって差が出るとはいえ、この体脂肪率や体年齢はびっくり(笑)。でもこの数値を受け入れて次の勝負に挑むのみですね。プロレスと一緒だ!」

マイナス30kgを達成した闘魂の美人トレーナー

小原まどか
小原まどか(おばら・まどか)/1987年生まれ、トレーナー。パーソナルジム〈ハイビスカス〉代表、横浜リゾート&スポーツ専門学校の講師。10代の頃体重が90kgに到達するも、見事減量を成功させた。

ダイエットを始めたのは小学生の頃。物心ついた頃から毎日体重計に乗ってました」

大幅な減量とボディメイクを成功させた小原まどかさん。今は体重だけでなく全身のバランスを見るべく、起床後に体組成計で計測。

「私が重視するのは体脂肪率の増減の推移。食事は翌日の数値に影響しないこともありますが、2日後以降に表れる。傾向をつかむために毎日乗るようにしています。見た目が大切なので、体組成計に乗るときは全身鏡でも確認を!」

炎のラガーマン&ピラティストレーナー

菅原順二
菅原順二(すがはら・じゅんじ)/1978年生まれ、トレーナー。全米公認ストレングス&コンディショニングスペシャリスト。Body Element Pilates マスタートレーナー。スタジオ〈アランチャ〉代表。

自分、普段こういうデータをほとんど測らないんです」と言う元ラグビー選手で今はピラティス指導者として活躍する菅原さん。この結果については?

「指導者になった頃、いろんなダイエット方法を試そうと50kg台まで減量したんですけど、今はそれなりに(笑)。お恥ずかしい話、暴飲暴食する日も多いですけど、仕事柄運動しているのでこの数値は今後もそうは変わらないと思います。どんなに深酒しても朝食はご飯と味噌汁と納豆。皆さんも朝は絶対和食がいいですよ!」

鍛え抜かれた筋肉美、屈強すぎる体操兄貴!

小林航太
小林航太(こばやし・こうた)/1988年生まれ、弁護士。弁護士法人小嶋総合法律事務所所属。大学時代にコスプレにハマり、そのクオリティを上げるべく肉体改造を決心、筋トレを開始。

NHKの『みんなで筋肉体操』により、トレーニーに知られた小林航太さん。

「ありがたいことに人前に出る機会が格段に増えました。でもバルクアップするにも、忙しくて調整のタイミングがなかなか…。骨格筋量、案外少ないかも(笑)」

鍛え上げられたカラダと裏腹にご本人は不安げ。測定結果が出るやいなや「衝撃…」と、ポツリ。

「体年齢36歳、実年齢より5歳上ですよ。体脂肪率もわりに高いです。思っていた以上だ……。週6で通うジムには体組成計がないですが、計測は大事だなあ。食事内容を少し見直して、有酸素運動の比重を増やそうと思います!」

進化が止まらない! グレイトマッスルマン

サイヤマングレート
サイヤマングレート/YouTuber。登録者34万人以上を誇る筋肉ユーチューバー。枕詞は「筋肉と女子の味方」。筋肉エンターテインメントグループ〈マッチョ29〉所属。アブローラー全日本大会で優勝経験も。

「多分、今日は体脂肪率が高めに出る」と開口一番に宣言したサイヤマングレートさん。

「5月のボディビルに向けて先月まで増量していて、72.8kgまで増やしまして。でも実はまだ減量始めて1か月も経ってないんすよ」

体重計に毎日乗る一方、体組成計はたまに使う程度。体脂肪率の数字よりも見た目を重視するからだ。でも、測定結果が出て一番に言及したのはその体脂肪率。

「17%か〜、正直イヤだ! 1桁の方がかっこよくないですか? まあ時期も時期なんで仕方ないっすね! 当日何%になるんだろう。コレ、YouTubeればPV数、上がりますよ(笑)」

「今日から俺は」と一肌脱ぐ無我の炎

シソンヌじろう
シソンヌじろう/1978年生まれ、お笑い芸人。2005年NSC東京校11期生。翌年結成した〈シソンヌ〉では、主にボケ担当。本誌連載コラムでも文才を披露。学生時代の空手部を中退して以来、運動とは疎遠。

連載「マッチョじゃないけど脱ぎますね」でもおなじみのシソンヌじろうさん。

「体組成計初めてです。へぇ。乗るだけでいいんですか。へぇ」

と興味津々だったが、体組成計に乗るや「アレ?」と呟いた。

「今日…太ってます。体年齢は41歳なので年相応としても、この体重! 去年測った時は70kgくらいだったんですけど…」

お酒の場でもあまり酒量は多くないという。2kg増の原因は?

「夜にすげーお菓子を食べるからかな。地方に営業に行くと皆さんが差し入れしてくださり、家にも常にお菓子が。深夜の間食をやめてなんとか60kg台に戻さないと」

ファルセットボイスの超不健康体だしん!

安田大サーカス クロちゃん
安田大サーカス クロちゃん/1976年生まれ、お笑い芸人。『水曜日のダウンタウン』ではたびたび噓ツイートを突っ込まれるなどポンコツ扱いされるが、実はジム好きでトレーニングや散歩が好きな行動派という一面も。

年明け早々、テレビ番組の医師からの指摘をきっかけに脳動脈瘤の手術で入院するなど、何かと不健康なイメージがつきまとうクロちゃんだが…?

「それは誤解だしんよー! 一番太っていた頃よりは15kgくらい痩せたし、ジムにも行くし野菜だってすごくたくさん食べるんだからね! なんなのもぉー!」

でもリバウンドしがちだとか。

「追い込むのが好きで、昨日もコンビニのサラダパックを5袋買って食べてたら、3袋目でカラダが心底冷えたからやめたしん!! でもこないだだって品川から北千住まで歩いたんだからね!」

何事もやりすぎないように!

体組成は未知フゥー! ハード級の凸凹コンビ。

お笑いコンビ・レイザーラモン
お笑いコンビ・レイザーラモン/左からHG、RG。1975年生まれ(HG)、身長177cm、年齢44歳。74年生まれ(RG)。97年結成。ハードゲイの芸風でブレイク、2012年にTHE MANZAI認定漫才師に。趣味はHGさんはプロレスや野球、RGさんはスニーカーや野鳥観察。

「この企画、俺も一緒とは意外やった」と呟くRGさん、体組成計は初。HGさんも普段あまり体組成を意識しないそう。

まずRGさん計測。「体年齢50歳って(絶句)。若返りたいわ〜(R)」「+6歳か。でも基礎代謝高いで(H)」「めっちゃ汗かくもん(R)」「絞りやすいカラダやねんな。内臓脂肪多いけど(H)」。

続いてHGさん。「体年齢ええ感じ。でも体脂肪率は大会時で1桁なので超肥満!(H)」「地方に行くたびジム行ってるのにな。各地のジム事情に詳しいんで、この人“ジムログ”ですよ(R)」。

世界を制したロープ&ジャンプの魔術師

佐々木唯
佐々木唯(ささき・ゆい)/1988年生まれ、プロダブルダッチパフォーマー。プロダブルダッチチーム〈REGSTYLE〉唯一の女性メンバーで、チームは世界大会2連覇。審査員や大会MC、モデルとしても活躍中。『ターザン』でひろうしていただいた佐々木さん考案の「ロープ1本で追い込める“縄跳びスーパーサーキット”」もチェック!

ダンスの要素があり、スピード感も満点。ダブルダッチ選手の佐々木唯さんの体組成は理想的な数値。なかでも基礎代謝1,325kcalは一般女性に比べてかなり高く、筋肉量の多さ、低すぎず高すぎずの体脂肪率も見事。

「ここ数年は実践練習の他に自体重トレーニングも取り入れています。おかげでジャンプの時に確実に地面を踏めるようになって、ステップの精度も高まった気がします。食事量はあまり気にせず、脂身控えめでタンパク質多めが基本。無理せず続けられることだけやっている感じです」

体組成計に光臨した絶世の美筋モデル

中島ケイカ
中島ケイカ(なかしま・けいか)/1992年生まれ、モデル。モデルとして活躍するほか、自身のインスタでは約120万人のフォロワーを誇る。昨年の『ベストボディ・ジャパン』ガールズクラスで優勝。

昨年『ベストボディ・ジャパン』初出場にして優勝に輝いた中島ケイカさん。

「体組成測定は月1くらい。緊張! 筋トレを始めた2年前は、体脂肪率26%もありましたよ〜」

昨年12月の大会には体重を1〜2kg減量、体脂肪率は14%まで絞った。さて現在の体組成は?

「体年齢ティーンエイジャーだ(笑)。嬉しい! 基礎代謝は筋肉を増やしつつ脂肪を減らして、今より上げたい。今後は大会に出る予定はないけど、この体組成をキープできるように和食中心の食事や週1のジム通いは続けます!」

過激なリングに咲く!燃え盛る一輪の花

木村花
木村花(きむら・はな)/1997年生まれ、プロレスラー。レッスル1所属のプロレスラー。2016年デビュー。各団体から引っ張りだこの人気で、週刊誌のグラビアも飾る。得意技はグラウンド卍固め。

女下女子プロレスラー人気ナンバーワン。木村花選手がリングコスチュームで『ターザン』に登場! 気になる結果は?

「体年齢が26歳! まだ21歳なのにショックですよー(笑)。体脂肪率も少し高めだけど、ある程度脂肪がないとスタミナが心配だし受け身もとれないのでまあいいかなって。プロレスラーは筋肉の量や質と同じく付き方が大事。腕や脚、肩にも立体的な筋肉が付いてて〝肉割れ〟しているくらいですけど、これがあるからしっかり技も受け止められるんです」

最近は牛肉、鶏肉、鰹などで良質なタンパク質を摂るよう意識して、ウェイトと筋肉量を同時に増やしている最中だとか。

※今回すべてオムロン体重体組成計《HBF-702T》で計測しました。

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取材・文/黒田 創、門上奈央 撮影/鈴木大喜、角戸菜摘 イラストレーション/内山弘隆、高橋 潤
(初出『Tarzan』No.760・2019年3月7日発売)

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雑誌『ターザン』764号