内なる静けさと向き合うために走るアーティスト、ジェフ・マクフェトリッジが、〈ルルレモン〉で表現したこと。
カナダ・バンクーバーで創業した高機能アスレチックウェアブランド、〈ルルレモン(lululemon)〉と、アーティストで、ランナーでもあるジェフ・マクフェトリッジ(Geoff McFetridge)のコラボレーションが実現。ミニマルなランニングウェアと日常向けのウェア、アクセサリーで構成されたカプセルコレクションが発売中だ。グラフィックデザインを出発点に、絵画やドローイング、テキスタイルデザイン、アニメーションから映画まで多岐にわたる表現を試みてきたジェフ。ミニマルな線や図形、文字を用いた作品で知られる彼が、今回のコレクションで掲げたテーマは「Amplify the Quiet=静けさを深める」。このコレクションに込めた想いと走ることについて訊いた。
text: Aika Kawada

東京のローカルランナーを招いたイベントを開催。代々木公園にあるトレイルを5kmほど走って交流。

イベントでは、本コレクションのために描き下ろした数々の作品も展示。
アーティストとして活動しながら走り、自然や人との関わりを楽しむ。
――普段はどのくらいのペースで走られているのですか?
――日本に親しみがあるとのことですが、東京でも走られたりするのでしょうか?
――スキーやサーフィンもされますが、ランニングを始めたのはなぜ?

イベントで展示の説明をするジェフ。彼のクリエーションを支えたり、刺激してきたアイテムたちをデスクに並べて。

マーカーや定規、マスキングテープに加えて、虫除けシート、自らのスケッチも。

マラソン大会のビブスも登場。
――スポーツや運動が、ご自身の創作活動にどのような良い作用がありますか?
――ランニングギアやシューズへのこだわりはありますか?
カナダを拠点にするブランドとのクリエイティブな協業について。
――今回のコレクション名「Ability to Acquire」に込めた思いや意味について改めて教えていただけますか?

ランニングショーツ、タイツ、ベスト、ジャケットなど。〈ルルレモン〉が自社開発したテクニカル素材Nulux™の滑らかさはクセになる。
――サークル状に人々が走っているイラストの意味を教えてください。
――その没入体験は、スキーやサーフィンなど他のスポーツにもあるものですか?
――ルルレモンと初めてパートナーシップを組んだ、決め手は何だったのでしょうか?
――ルルレモンはカナダのブランドですが、ジェフさんもカナダ育ちですよね?

ジェフが書いた絵型と、コレクションに寄せて書いたポエム。
――コレクションはカーキブラウンがベースになっていますが、この色については?
――この色はルルレモンと決めたのでしょうか?
――東京で開催したイベントで公開された、映像にミュージシャンのKohei さんの演奏を合わせるセッションが印象的でした。どのような会話を経て作られたのか教えてください。

生演奏を披露する、Kohei。

映像とアンビエントの音楽が重なり、マインドフルネス的な瞑想体験へ。
――今年40周年を迎える『Tarzan』のタグラインは、原点回帰で「FIT FOR LIFE」。読者へメッセージをお願いします。
世界中を旅することもいいですが、一つの町や村に定住して、「ここのことなら何でも知っている」と言い切れること、それが一つのことをやり続ける魅力だと思うんです。カラダでいえば、自分の隅々のことを知り尽くしていること。読者の皆さんにも、自分自身をを極めてエキスパートになっていただければと思います。ぜひ運動を長く続けて楽しんでください。

会場となったのは、東京・西麻布のKARIMOKU RESEARCH CENTER。



