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脂肪燃焼のカギは腸にあり! 太りにくいカラダを目指すなら、毎日のビフィズス菌習慣を。

脂肪を減らすために、筋トレや有酸素運動、食事管理などを実践している人は多いはず。その努力を後押しし、脂肪燃焼をサポートしてくれる存在があるとしたら、取り入れない手はないだろう。近年、あるビフィズス菌が腸内環境を整えるだけでなく、手軽に脂肪燃焼の促進をサポートしてくれることが分かっている。ビフィズス菌は太りにくいカラダづくりをどう支えるのか。乳酸菌との違いから、脂肪に働きかける仕組み、毎日続けやすいとり方まで、腸内細菌を約30年学び続ける胃腸良子さんに聞きました。

text: Hirokuni Kanki illustration: Kazuma Mikami

教えてくれた人

胃腸良子

胃腸良子(いちょう・よしこ)/1970年生まれ。看護師、NR・サプリメントアドバイザー、第一種内視鏡技師として20年、約2万人の患者をケア。2015年に株式会社ナースキュアを設立。看護師としてのキャリアを消化器外科でスタートし、患者と接するなかで健康維持や病気の予防を考えるようになる。なかでも腸内細菌が健康に与える影響に強く関心を持ち、独立・起業。53歳で東京農業大学に入り直し、現在も微生物について研究を続けている。

腸内細菌を学び始めて約30年。なかでも、胃腸さんが長く注目してきたのがビフィズス菌だ。

「大腸にとって大切な菌なのに、乳酸菌との違いがあまり知られていません。まずはそこから整理しましょう」

さまざまな研究に触れるなかで、胃腸さんはビフィズス菌BB536の働きに惹かれた。

「この優れた菌株をもっと多くの人に届けるため、2015年にナースキュアを立ち上げました。医療現場で病気になった方を支えるだけでなく、病気になる前の暮らしを支えたいという思いがありました」

脂肪燃焼のカギを握る? 知っておきたいビフィズス菌の基本。

ビフィズス菌も乳酸菌も善玉菌として知られるが、生物分類学上は別の菌。乳酸菌は小腸や自然界のさまざまな場所に棲息するのに対し、ビフィズス菌の主なすみかは、酸素の少ない大腸である。

「ビフィズス菌を乳酸菌の一種だと思っている方は多いですね。乳酸菌は発酵食品などからとる機会が比較的多い一方、ビフィズス菌は酸素の少ない場所を好み、食品の中で生きたまま保つのが難しい。だから、意識しなければ摂取する機会が限られます」

両者は、つくりだす代謝産物にも違いがある。乳酸菌が主に乳酸を産生するのに対し、ビフィズス菌は乳酸に加えて、短鎖脂肪酸の一種である酢酸もつくる。

「生きたビフィズス菌を大腸まで届けたい理由のひとつが、腸を通過するときに代謝産物を生み出してくれるからです。ビフィズス菌がつくる酢酸は、腸内を酸性側に保ち、有害な菌が増えにくい環境づくりに役立つと考えられています」

腸内フローラは、善玉菌だけで構成されているわけではなく、多様な菌が互いに影響し合い、そのバランスによって腸内環境は変化する。

「大切なのは、腸内の多様性です。さまざまな菌がいるなかで、ビフィズス菌が酢酸をつくり、腸内のpHを整える。その結果として、有害な菌が優勢になりにくい環境を保つことがポイント。また、この酢酸が脂肪燃焼のカギを握るのです。酢酸が脂質代謝に関係する遺伝子に働きかけ、太りにくい状態を後押ししてくれると考えられています。」

ところが、加齢や食生活などの影響を受けて減りやすいのもビフィズス菌だ。

若い頃と同じ食事をしていても、加齢とともに菌の構成は変わる。便通が乱れれば、腸内に食べ物がとどまる時間も変わり、菌がつくる代謝産物にも影響が及ぶ。

「年齢は変えられませんが、食べるものやお通じの習慣は見直せます。肉や糖質だけに偏らず、野菜、果物、豆類、海藻など、菌のエサになる食物繊維を幅広くとる。外から菌を補うことと、もともといる菌が働きやすい環境をつくることを、両輪で考えてほしいです」

外からとった菌が、そのまま自分の腸にすみ着くとは限らない。だからこそ、一度に大量にとるより、日々の食生活に取り入れることがポイントになる。

「腸内では菌同士がお互いに影響し合っているので、もともと持っていない菌を定着させるのは簡単ではありません。でも、通過中にも代謝産物はつくられます。すみ着くのは難しくても、こまめにビフィズス菌を補い続けてほしいですね」

太りにくいカラダづくりをサポートするビフィズス菌とは。

では、ビフィズス菌は脂肪にどう関わるのか。ヨーグルトを食べればすぐ脂肪が燃える、という単純な話ではない。菌の働きはその種類ごとに異なる。

「例えば『ビフィズス菌BB536』という菌株では『ビフィズス菌』は名字のようなもので、『BB536』が個人を区別する名前に当たります。働きを考えるときは、ビフィズス菌全体でひと括りにせず、どの菌株についての研究なのかを見る必要があるんです」

ビフィズス菌による脂肪燃焼メカニズムの図解

ビフィズス菌BB536+ビフィズス菌MCC1274の推定メカニズム

ビフィズス菌BB536とビフィズス菌MCC1274の二つの菌の組合せについては、その代謝産物が脂質代謝に関わる遺伝子の活性化をサポートし、脂肪の燃焼を促すと考えられている。それぞれの菌株単体での機能はすでに報告されているが、二つの菌の組合せに新たな機能が認められたのだ。

「カロリーを帳消しにするわけではないのです。食事や睡眠などの生活習慣を整えたうえで、カラダが持つ代謝の仕組みを腸から支える。そう捉えるといいでしょう」

ビフィズス菌BB536+ビフィズス菌MCC1274の推定メカニズム

もうひとつ注目したいのが、腸管バリア機能だ。本来、腸管バリアは、腸の表面を覆う細胞同士がすき間なくつながることで、炎症のもとになる物質が体内に入り込むのを防いでいる。しかし、腸の上皮細胞の結合がゆるみ、粘液層が薄くなると、炎症のもとになる物質が体内へ入りやすくなり、慢性的な炎症(カラダの中で小さな炎症が長く続く状態)につながることで、脂肪が蓄積しやすくなる可能性がある。

「腸管バリアがしっかり機能していると、炎症のもとになる物質が体内へ侵入しにくくなります。ビフィズス菌は、そうした腸管バリア機能の維持もサポートしてくれます」

腸管バリアと脂肪蓄積は、ひとつの原因と結果で結べるものではない。それでも、慢性的な炎症を抑える方向に腸内環境を整えることは、代謝を支える土台づくりにつながる。

毎日続けるなら「ビフィズス菌入り」ヨーグルトを。

ビフィズス菌を身近な食品からとるなら、まず候補になるのがヨーグルト。ただし、すべてのヨーグルトにビフィズス菌が入っているわけではない。ヨーグルトは乳酸菌のみ入っているものが多いが、ビフィズス菌入りヨーグルトは乳酸菌に加えてビフィズス菌も入っている二階建て構造のようなものだ。リサーチ結果(※)によると、ビフィズス菌入りは市販商品の約25%のため、パッケージをよく見ることが大切だ。

「まず『ビフィズス菌入り』と書かれているかを見てください。さらに太りにくいカラダづくりを目指している方は、ビフィズス菌BB536、ビフィズス菌MCC1274といった菌株名にも注目するとよいでしょう」

※購入されているヨーグルト全商品数のうち、ビフィズス菌入り商品の割合。マクロミルQPRデータ(2025年1〜12月)を森永乳業が集計。

続け方は難しく考えなくていい。ビフィズス菌入りヨーグルトをそのまま食べるほか、食物繊維を含む果物やシリアルと合わせれば、ビフィズス菌とその菌のエサを同時にとれる。

「私は日本料理の『白和え』のように、プレーンヨーグルトを野菜と混ぜることもあります。水分は切らず、そのまま和えて大丈夫。あと食物繊維の多い果物と一緒に食べるのも理にかなっています。食物繊維は菌のエサになるので、菌とエサをセットでとれるからです」

朝のワークアウト後なら、バナナやベリーと合わせたスムージーに。食事では、味噌やオリーブオイルを加えて野菜の和え衣やドレッシングにすると取り入れやすい。

「毎日そのまま食べるのが好きな方は、それで十分です。苦手だけれどとりたい方は、加熱しない料理に使って味を変えてみてください。続けられる味と食べ方を見つけることが、太りにくいカラダづくりへの近道です」

Tarzan編集部注目の商品
2種類のビフィズス菌で、「脂肪と腸のWケア」。
森永乳業「ビヒダスヨーグルト Wのビフィズス菌」400g

森永乳業「ビヒダスヨーグルト Wのビフィズス菌」400g

Tarzan編集部が注目したのは、森永乳業が発売している機能性表示食品「ビヒダスヨーグルト Wのビフィズス菌」。100gあたりにビフィズス菌BB536を100億個、ビフィズス菌MCC1274を50億個含み、2種類のビフィズス菌で“脂肪”と“腸”の双方にアプローチする。

容器内上部の酸素濃度を抑え、酸素の少ない場所を好むビフィズス菌の生残性を高める新技術を採用。400gの大容量プレーンタイプで、脂肪ゼロ。100g当たり39kcal、たんぱく質3.6g、脂質0g、炭水化物5.4g。酸味を抑えたまろやかな味わいで、毎日の食事に取り入れやすい。

【機能性表示食品】

機能性表示|本品に含まれるビフィズス菌BB536とビフィズス菌MCC1274にはBMIが高めな人のおなかの脂肪(腹部総脂肪、内臓脂肪)を減らす機能が、ビフィズス菌BB536には生きて大腸に届き、腸内環境を整える機能が報告されています。
・食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
・本品は、国による評価を受けたものではありません。
・医薬品ではありません。

臨床試験で確認されたこと。

23≤BMI<30の健康な成人89人を、ビフィズス菌摂取群とプラセボ摂取群(ビフィズス菌を含まない食品を摂取する群)に無作為に割り付けた16週間の試験。ビフィズス菌摂取群は、ビフィズス菌BB536を100億個、ビフィズス菌MCC1274を5⁠0億個含むカプセルを毎日摂取した。最終的に解析を行った89人では、ビフィズス菌摂取群で、プラセボ摂取群と比較し、腹部総脂肪面積と内臓脂肪面積の変化量に有意差(統計学的な差)が認められた。

腹部総脂肪面積と内臓脂肪面積の変化量に有意差が現れたことを表すグラフ

・被験者: 23≦BMI<30の成人男女89名
・摂取期間:16週間
・試験食品:ビフィズス菌BB536 100億個とビフィズス菌MCC1274 50億個を含む食品または含まない食品(プラセボ)
・摂取前値からの腹部総脂肪面積、内臓脂肪面積の変化量
*p<0.05(対プラセボ摂取群、ベースライン値を共変量とした共分散分析)
・出典: Nutrients. 2024;16(6):815.から作図
・システマティックレビューの採用論文中のデータを元に作成したものです。

※最終製品を用いた臨床試験結果ではありません。

Information

ビヒダスヨーグルト Wのビフィズス菌

問い合わせ先/森永乳業お客さま相談室
TEL:0120-369-577
(受付時間は平日9:00〜17:00 ※年末年始を除く)