〈ARC’TERYX TRAIL〉の《SYLAN 2》を履いて、ロードから山へ。初めてのトレイルランニング 。

〈ARC'TERYX TRAIL〉の最新トレイルランニング用シューズ「SYLAN 2」は、高いグリップ力と安定性が魅力。慣れない山道でも、安心して走れる一足だという。そのポテンシャルを検証すべく、舗装道(ロード)を中心にランニングを楽しんでいるモデルのヨシハルと秩父の山へ。彼にとってほぼ初めてだというトレイルランニング。走り心地はいかに?

text: Aika Kawada photo: Akira Yamada

近年のランニングブームもあり、日々ロードでのランニングを楽しむ人はますます増えている。街を走る心地よさに慣れる一方で、「いつかは山も走ってみたい」とトレイルランニングに興味を抱いている人も少なくないはずだ。

東京を拠点にモデルとして活動し、ランニングを生活の一部としているヨシハルもそのひとり。ランニングを始めたきっかけは、「カラダづくりと健康維持のため」。いまでは「ストレス発散にもなるので続けています」と話すように、走ることはすっかり日常に根付いている。

ファッションウィークで訪れたパリではソーシャルランやイベントにも参加するなど、走ることへの意欲と走る時のウェアなど、ファッションに対する興味もかなり高い。

まずは石垣に挟まれた細い道を登って天覧山を目指す。

しかし、意外にもトレイルランニングにはなかなか踏み出せなかったという。

「高校まで野球をしていてピッチャーを任されていたので、走ること自体はずっとやってきたんです。でも山道は足場が悪いし、怪我したら困ると思っていたので、敬遠していました」

そんな彼が今回、トレイルランニングに挑戦したのは、埼玉・飯能エリアにある「高麗峠コース」。西武池袋線の飯能駅から高麗駅へと続く約7.7kmのルートで、木々に囲まれた緩やかなアップダウンが続く、初心者にも親しみやすいトレイルコースだ。ところどころ歴史的な建造物やモニュメントが出現し、下山後は名物の武蔵野うどんが食べられるのも嬉しい。

上りの道中、出現した十六羅漢像に足を止める。

ロードとは異なる土の感触や、木の根が張り巡らされた不整地、目まぐるしく変わる地形に、スタート直後は慎重な足取り。それでも、「SYLAN 2」の高いグリップ力と硬めのソールならではの安定感が足元を支え、徐々に身体の力も抜けてリラックスした走りに。

「最初は感覚をつかむため、探り探りだったんですけど、『SYLAN 2』がしっかり地面を捉えてくれる感覚があって。イメージしていたよりも安心して走れました」

足元や目先の様子を見ながら、トレイルランニングの走り方を習得していく。絶妙にカーブを描くミッドソールが推進力と反発性を生み、疲労を軽減してくれる。

上り坂を走って高麗峠へ向かう。〈Vibram〉のソールパターンは高いトラクション性能を持ちつつ、蹴り出しと同時に泥を払い落とす。包み込むようなヒールカップは安定感も抜群。

「高麗峠コース」は、木漏れ日が差し込む穏やかな林道と、小さなアップダウンが繰り返される山道が特徴。景色や路面状況が次々と変わるため、走るリズムや歩幅などの足運び、視線が変化していく。これもトレイルランニングの醍醐味だろう。

下り坂はストライド(一歩の大きさ)を小さくして、駆け降りるとバランスを崩しにくい。《SYLAN2》のアウトソールがしっかりと足をホールドしてくれて、横振れの不安も少なかった。

「普段はロードしか走っていなかったので、自然の中を走るのはすごく気持ちよかったです。景色も空気も全然違う。新鮮でした。奥武蔵自然歩道はまた来たいです」

都市や舗装道を一定のペースで走るロードランニングとは異なり、その場の地形や自然に合わせて身体を預けていく感覚が、トレイルランニングの醍醐味だ。高麗峠の穏やかな空気の中で、ヨシハルもまた、新しいランニングの楽しさを掴んだようだ。

今回は「SYLAN 2」を主役に〈ARC’TERYX TRAIL〉のアイテムに私物をミックスしてコーディネート。シューズSYLAN 2 (Mantis / Mantis)37,400円、ベストNorvan 7 Vest (Mantis)27,500円、ショーツ Incendo Short 9(Habitat)16,500円、TシャツNorvan Downword Logo SS(Black)16,500円 、ソックスMerino Wool Grotto Sock(Black/Graphite)4,950円、ビーニーとロングTシャツ、サングラスはモデル私物

林道から視界がひらけた「ほほ笑みの丘」は平地が続く。

高麗川のドレミファ橋を横断。

「地元の愛媛県は自然が豊かで山もあるけど、トレイルランニングとして本格的に走ったことがないんです。石鎚山とか、改めて走ってみようかな。いつか富士山も走れるようになりたいですね」

新たなフィールドへと背中を押したのは、「SYLAN 2」の確かな走破性。次回はがっつりとトレイルを走ってみたいと笑った。

ゆるやかなアップダウンがあるコースを走り終えて。最後に待っていたのは、高麗郷古民家や民族資料館、巾着田などがあるのどかな田園風景。

現在、高尾山では「SYLAN 2」を試し履きできるポップアップイベント「ARC’TERYX TRAIL HUB TAKAO」を開催中。一方、街では代々木で高尾山同様のシューズの貸し出しをするイベント「ARC’TERYX TRAIL HUB YOYOGI」
を行なっている。この機会に、トレイルランニングへの一歩を踏み出してみては。

Information 1

山へ。江戸時代の“茶屋” を現代的に再解釈した新拠点
「ARC’TERYX TRAIL HUB TAKAO」

住所:東京都八王子市高尾町 1799-3 Mt.TAKAO BASE CAMP(高尾ベースキャンプ)
開催期間:開催中〜 2026年6月28日(日)
営業時間:平日 8:00〜20:00/土・日・祝日 7:00〜20:00 (カフェのL.O. 19:00)

※期間中の土・日・祝日は、スタッフが16:00まで駐在。
※ギアのお貸し出しは 平日‧土日祝日とも16:00まで。

Information 2

街から山へ。ロードランナーの“山への入口”として
「SYLAN2」を試し履きできる国内2つ目の拠点
「ARC’TERYX TRAIL HUB YOYOGI」

住所:東京都渋谷区神南1丁目1-1 3F Runtrip BASE YOYOGI PARK
開催期間:開催中〜 5月31日(日)
営業時間:平日7:00-22:00(最終受付21:00)/土日祝7:00-20:00(最終受付19:00)

商品情報

SYLAN 2 メンズ
展開カラー:Mantis / Mantis
展開サイズ:25,0〜29,0cm
価格:37,400円

SYLAN 2 ウィメンズ
展開カラー:Shincha / Shincha、Mallow / Mallow
展開サイズ:22,0〜25,0cm
価格:37,400円