オードリー・ヘプバーン(バレエ)|ターザンのスクラップブック
真似しようとしても決して叶わない、独自のスタイルを持ったアスリートたち。色褪せない永遠のスタイルアイコンを日替わりで紹介します。
文/岡島みのり 写真/アフロ

Audrey Hepburn, 1952 : (No Caption) (Photo by Everett Collection/AFLO)[2376]
オードリー・ヘプバーン(1929-1993)|ベルギー
(バレエ)
『ティファニーで朝食を』『麗しのサブリナ』など不朽の名作に多く出演し、ハリウッドの黄金時代に活躍した女優。そんな彼女は、元々バレリーナを志していたのだとか。当時としては170cmと高い身長であったことから、プロのバレリーナになれないと断念したと一説ではいわれている。しかし現実ではその道を諦めたものの、キャラクターとしてバレエを披露する機会には多く恵まれた。そのひとつが『ローマの休日』で、舞台で主役を踊るシーン。あの頃の夢を重ねながら、いきいきとした表情でパフォーマンスする彼女の背景には、そんなエピソードがあるのだ。