シルヴィ・ギエム(バレエ)|ターザンのスクラップブック
真似しようとしても決して叶わない、独自のスタイルを持ったアスリートたち。色褪せない永遠のスタイルアイコンを日替わりで紹介します。
文/岡島みのり 写真/アフロ

Madrid, 12/14/1989. Sylvie Guillem, dancer with the London Ballet, during her performance at the Dance Gala at the Villa Cultural Center. Credit: Album / Archivo ABC
シルヴィ・ギエム(1965-)|フランス
(バレエ)
世界各国さまざまなトップバレリーナが存在するが、その中でもバレエ界の至宝と呼ばれているのがシルヴィ。古典はもちろん、コンテンポラリーなどさまざまなスタイルに挑戦し続け、新たな道を切り開いてきた。2015年12月31日に公演が開催された彼女の最後の舞台では、代表作である『ボレロ』を披露。この年で引退を決めていた彼女は世界各地でのファイナルツアーの締めくくりとして、過去に46回も訪れ、美しい国と愛した日本を選んだ。片方の足を高く上げて保ち続ける“6時のポーズ”は彼女の代名詞。